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明るくしても、景気はよくならない [*経済]

【2009年03月22日に公表、24日に改正】-日本は10年くらい前から景気が悪く、去年の秋からは金融動乱のために更に悪くなった。そのため「こんな時代だから、心だけでも明るくしよう」などと言う人が多い。明るくしてもいいのだが、それだけでは経済はよくならない。楽しい話題を振りまいても、景気は殆ど上向かない。

 日本人の多くは経済や国家の仕組みが分かっていないのではないか。景気が悪いのは、広い意味で日本人の行動が原因なのに、天災のように自らとは関係のないところで起きていると思っているようだ。

 経済政策が悪いから景気がよくならないのに、そうとは思わず「明るくしよう」とか「頑張って仕事をしよう」とかと言うのは、原因が全く分かっていない証拠だ。

 経済政策が悪ければ、個々人がいくら頑張っても、経済はよくならない。政策を実行するのは政治家だから、選挙によって少しでもましな政治家を選ぶ必要がある。また世論調査やインターネット言論によって、国民の気持ちを政治家や経済官僚に知らせる必要もある。

 景気の悪さを嘆いてばかりいないで、多くの日本人には不景気の原因と経済政策を考えてほしいものだ。

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