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「テポドン迎撃は無理」と言った政府高官は、鴻池官房副長官のようだ [政治家]

【2009年03月26日、31日に改正】-ある政府高官が3月5日、「西松建設がらみの捜査は自民党議員に及ばない」と言って非難を浴びたが、あとでそれは漆間・官房副長官だと分かった。

 23日にも政府高官が、「北朝鮮が打ち上げたミサイルを迎撃するのは無理だ」と述べたので、防衛大臣などは躍起になって否定している。

 24日付の朝日新聞から発言を詳しく引用すると、「鉄砲をバーンと撃った時にこっちからも鉄砲でバーンと撃って(弾と弾が)当たるか。当たらないと思う。口開けて見ているしかない。実験したときは成功したと言うが、それは『はいこれから撃ちますよ。はい、どーん』と撃ったやつだった。いきなりドーンと撃ってきたら、なかなか当たらない」と述べた。

 この政府高官は鴻池・官房副長官のようだ。日刊ゲンダイがそう書いた。大手メディアの記者も知っているが、オフレコだから書けないのだろう。ゲンダイは記者クラブに入っていない(というより入れてもらえない)ので、制約を受けないのだと思う。

 ゲンダイは下品な記事も載せるから、あまり引用したくないが、このように真相を書くので、私は携帯電話で読んでいる。携帯サイトには下品な記事は殆ど出ない。

 また26日の国会では、その鴻池官房副長官が社民党の福島党首に問い詰められて、最後には「ピストルの弾同士が当たるのは、なかなか難しい」と答弁した。

 そのことを毎日新聞は26日付の「鴻池氏:『弾同士当たるの困難』北朝鮮ミサイル迎撃」という記事で、「MDを巡っては政府高官が23日、『鉄砲を撃ってきたのを鉄砲で撃っても当たらない。(ミサイルを)撃ってきたら当たるわけがない』と発言しており、鴻池氏も同様の認識を示した形だ。」と書いた。

 同一人物の発言だから、同じで当たり前だ。これを書いた記者も分かっているのだろうが、知らない振りをしたのだろう。政治もダメで滑稽だが、報道もダメで滑稽だ。こんななのに、大手メディアは「国民の知る権利に応えたい」などと言う。建前で偽善だ。

 ちなみに鴻池氏は1月、愛人を議員宿舎に入れていたことが分かって、辞めさせられそうになった人物だ。官房副長官は3人いるが、そのうち二人がこんな体たらくだ。首相が問題発言を続ける内閣だから、副長官もだらけている。

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