SSブログ

「逆恨み」「穏やかな性格」と書いて、読者を混乱させる毎日新聞 [*事件や事故]

【2009年07月09日】-昨日のエントリーでは、出雲市の中学2年男子が43歳の父親を刺殺した事件を取り上げた。書き終わってから毎日新聞を読んだら、「厳しく叱責されたので、逆恨みしたのか」などと書いてあったので、驚いた。優しく注意されたのに暴力を振るったら逆恨みだが、厳しく叱られた場合は逆恨みとは言いにくい。

 記事を読み進めると、「生徒がスクール・カウンセラーに『成績のことで父親に頭を叩かれる』などと相談した。校長が学校に呼び出そうとしたら、父親は『今は必要を感じない。気が向いたら連絡する』と言って断った。」などと書いてあった。気に入らないとぶん殴る親だったのではないか。そうなら逆恨みではない。

 成績のことで厳しく叱ると子供は荒れるものなのに、この中学生の方が悪いと思わせるために、毎日新聞は「逆恨み」と書いたのではないか。

・毎日は今日も企んだ
 今日も続報を載せたが、冒頭に「人なつっこく、誰とでも分け隔てなく話ができる」「穏やかな性格で部活動にも熱心だった」と書いた。本当にそうなら、どうしてこんな事件を起こしたのかさっぱり分からず、読者は困惑する。だがこれは捏造だろう。

 記事の後半には、「1年女子が『ショックです。おとなしい感じの人だったのに』と話し、男子は『吹奏楽部で活動しているのを時々見た。ごく普通の人で、問題を起こす感じではなかった』と話した」と書いた。(表現は変えた。)

 学年が違えば、よく知らない。遠くからなら大抵普通に見える。男子は何年なのか書かなかった。顔を知っている程度の子供に訊いたのだろう。そんな言葉は当てにならない。

 誰が「穏やかな性格」と言ったのか書いていない。きっと捏造だ。去年の秋に家出をしたのだから、どこも穏やかではない。さりげなく書いたが、きっと捏造だ。

 毎日は父親に関しては、次のように書いた。「市営住宅の同じ階に住むアルバイト男性(18)は、『お父さんは優しそうな人で、会えばあいさつをしてくれた。トラブルに巻き込まれそうな人ではなかった』と驚いた様子。同僚らによると、父親は温厚な性格で、勤務態度もまじめだった。しかし、『父親が怒鳴り、壁に何かを打ち付ける音がした』と話す住民もいる。」

 近所の人に挨拶をしたり、職場で温厚に振る舞ったりするのは普通で、取り立てて書くほどのことではない。当たり前のことをわざわざ書いたのは、読者を煙に巻くためか。

・他紙はまとも
 朝日や産経でも関連する記事を一通り読んだが、「人なつっこい」とは全く書いていなかった。両紙から、参考になることを抜き書きする。表現は変えた。

 「出雲市教委の中尾一彦教育長は『もっと強い対応が必要だったかも知れない。父親に対するおびえや恐れが爆発したのかも知れない』と会見で話した。」

 「市教委によると、学校側は少年から相談を受け、担任教諭と父親の面談を実施した。父親は自らの教育方針に自信を示し、教師が『生徒の気持ちを尊重するように』と助言したら『家庭内のこと』と拒絶した。」

 「生徒は先月、担任教師に『勉強をしている時、集中できない。落ち着きがなくなった』と相談していた。」

 J-CAST によると、テレ朝の『スーパーモーニング』では7月8日、近所の人が「少年はよく家出していた」「父親と次男は衝突することがあって仲が悪かった」と話したと伝えた。

 産経や朝日と比べると、毎日が企んだらしいことがはっきりする。父親は暴力を振るっていたし、教師に注意されても拒否する頑固者だったのだ。「逆恨み」と書いて、それを見えないようにした毎日新聞は悪質だ。このような歪曲をするのは毎日だけではない。テレビもしょっちゅう「いい子だった」などと言う。

 この中学生が苦しかったのは分かるが、殺してはいけない。せめて殴り返すだけにしておくべきだった。朝日は文章がまとまっていて、読みやすい。産経は詳しいが、文章が雑だ。 

ブログランキング・にほんブログ村へ

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

フランスの活字メディアの政治傾向 [左翼シリーズ]

【2009年07月09日】

 右派:ル・フィガロ、フランス・ソワール(France Evening)(ここまで日刊紙)、エクスプレス(週刊誌)

 左派:ル・モンド(The World)、リベラシオン(Liberation )(ここまで日刊紙)、ル・ポワン(The Point)、ラ・ヌベル・オプセルバトゥール(The New Observer)、カナール・アンシェネ、(ここまで週刊誌)

 ル・モンドは有名ですが、やはり左翼なので悲しくなります。近年、反日のひどい報道をしているようです。アメリカのニュー・ヨーク・タイムズも捏造記事を載せます。両方とも一流と言われているから、自惚れているのでしょう。朝日新聞が傲岸なのも同じ理由でしょう。でも三社とも経営難に陥っています。

 題の意味が分かるように、括弧の中に英訳を書きました。ル・モンドは「世界」という意味なのです。ドイツにも「世界」という意味の Die Welt があります。

資料:http://oshiete1.goo.ne.jp/qa322478.html

ブログランキング・にほんブログ村へ

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。