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辞める政治家と盗む秘書 [政治家]

【2009年07月21日】-おととい自民党の津島雄二代議士が、引退を表明した。派閥の会長だから、度々テレビにも映った。

 病院の待合室でたまたまスポーツ新聞を手に取ったら、「津島氏は太宰治の娘婿」と書いてあったので、驚いた。どうして日刊紙やテレビはこういうことを言わないのか。家系のことをあまりあげつらっても行けないが、そんな人ならそう知っておきたかった。

 一方、福岡県では山本幸三代議士の秘書を勤めていた男が、強盗を働いて捕まった。去年の12月に雇ったが、無断欠勤が多いので今月11日に解雇したという。勤めている時から不良だった訳だ。


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とうとう衆院選挙、民主政権はどうなるか [政局]

【2009年07月21日】-麻生首相は今日とうとう衆議院を解散した。午前中の両院議員懇談会にはテレビ・カメラを入れない予定だったが、自民党執行部は批判を浴びて、取材を許可した。首相は目を潤ませながら、一致団結を訴えた。

 特別なことがない限り、次の衆院選では民主党が議席を大幅に増やし、政権を取るはずだ。民主政権で、日本はどう変わるのか。

・左翼政策を諦め始める
 保守派の人達は、民主党の左翼政策を恐れている。だが最近リベラル路線を捨てつつある。7月12日付の共同通信の記事によると、海上自衛隊がインド洋で行っている給油活動を続けることにした。今までは「戦争に参加することになり、違憲だ」と反対していた。

 また15日付の朝日新聞の記事によると、夫婦別姓をマニフェストから削除した。党内の保守系議員が反対したからだ。(この記事は、トラックバックを送ってくれた rekcah さんに教わった。)

 保守系のメディアの批判が、功を奏したのだろう。日本政策研究センターは『それでも民主党ですか』と題する小冊子を発行したし、月刊誌の『ウィル』は今書店に並んでいる8月号で、「民主政権 100の不安」という論文を掲載した。こんな保守派の言論も、左翼路線を諦めさせたのだろう。

 だが、外国人参政権や人権擁護法案はまだ取り下げない。東京裁判史観も維持しているはずだ。まだ全く油断できない。

 八木秀次氏によると、自社さ連立政権の法改正がまだ地方教育を歪めている。これからも保守派は、民主党の左翼政策を批判していくべきだ。

 また、ひょっとすると検察に介入して西松事件の捜査や裁判を小沢側に有利な方に誘導するかも知れない。「国策捜査」ができるのなら、捜査を停止させることもできるはずだ。そんな不正にも目を光らせる必要がある。

・期待できること
 民主党に期待できることもある。天下りの禁止、特殊法人の廃止、無駄遣いの削減など、公務員改革を唱えている。郵政民営化も見直すと予定だ。

 また記者会見の制限をなくすのもいい。今までは日本新聞協会に属する新聞やテレビ局の記者しか、会見場に入れなかったが、雑誌や外国メディアも入れるようにすると鳩山氏は話している。(新聞協会なのに、テレビ局も属している。新聞社の子会社だから、入会できたのだろう。)

 まだ制度上は自公政権が続いているが、民主党に権力が移りつつある。鳩山代表は6月30日、「今年度の補正予算には無駄があるので、政権を取ったら一部執行を停止する」などと語った。7月19日には、「沖縄の普天間基地を県外に移設するため米政府と協議する」と述べた。

 鳩山代表がこのようなことを語り、メディアがそれをニュースにするのは、民主党に政治権力が移行しつつあるからだと思う。このような流れができてしまうと、自民党が盛り返すのは容易ではない。よほど腰を据えて選挙運動に取り組まないと、驚くほどの大敗をするかも知れない。

・鳩山政権は短命で、すぐ菅政権か
 「自民党の政権が54年も続いた」などと言う人が多いが、全く間違いだ。1993年8月から94年4月までは日本新党が中心になって連立政権を組み、細川護煕が首相を務めた。94年6月から96年1月までは自社さ連立政権が成立し、旧社会党党首の村山富市が首相だった。

 日本新党が政権に就いていた時、自民党は野党に転落していたので、細川首相をスキャンダルで執拗に攻撃した。それが余りに激しかったこともあり、細川氏は9月ほどで辞任した。

 野党に転落した自民党は、また民主党を攻撃するだろう。既にその兆候はある。いわゆる故人献金を巡って鳩山代表を追及している。下野したら、容赦なく攻撃するはずだ。

 阿比留ブログの7月17日付エントリーによると、鳩山氏には他にも政治資金の疑惑がある。だから首相でいられる期間は短いだろう。小沢一郎は「鳩山の次は菅直人」と言っているそうだ。やはり小沢院政なのだ。

 民主党の左翼政策が禍根を残すことのないよう、しっかり監視していかなければならない。

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