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タレントは厳しい仕事だから、覚醒剤に手を出すのではないか [芸能人]

【2009年08月11日】-やはりテレビは8月10日から酒井逮捕を大きく扱った。フジの夕方のニュースでは35分くらいやったが、過熱はしなかったようだ。薬物更正施設にも取材し、少し深みがあった。

 ワイド・ショーは今日11日も騒いだようで、J-CAST の記事によると、日テレの『スッキリ!!』は前日と同じ内容を1時間も放映した。無責任だ。

 驚いたことに、酒井さんの部屋で見つかった覚醒剤は量が少ないので、起訴されない見通しだという。他の事例でもそうなら、それでいい。

 だが警察は「行方不明になったのは、夫が逮捕されたので気が動転し、出頭を迷った。積極的に逃げるつもりはなかった。」と見ているという。そうなら捜索願が出たと知った時、すぐ身内に連絡したはずだ。まだ正式な発表でないから、マスコミの間違いかも知れない。

・タレントは苛酷な商売だ
 酒井さんは「夫に勧められて使った」と供述しているそうだが、勧められたら必ず使うとは限らない。事情があるはずだ。結婚がうまく行かなくなったという説はメディアに何度も出た。

 だが、仕事はどうなのか。最近テレビにあまり出ていないと思う。私はバラエティー番組などは殆ど見ないので、よく分からない。人気が落ち仕事も減って焦ってしまい、薬物に手を出したのかも知れない。メディアはこのようなことを一切考えないのだから、全く片手落ちだ。

 しっかり調査していないが、覚醒剤などを使うタレントは人気が落ちた人が多いように思う。仕事が減って気分が落ち込み、手を出すのではないか。

 タレントは精神的に辛い仕事のはずだ。売れている時は忙しすぎて休めないが、仕事が減れば将来が不安になったり、その時の人気者に嫉妬したりする。人前ではいつも笑顔でいるのも大変だ。気の疲れる仕事だろう。

 だがマス・メディアはそんなことは一切考えない。「有名人だから特に責任を痛感しろ」などと言う。人気が落ちたら出してやらない「使い捨て」をしている側がこんなことを言うのは、ある意味で残酷だ。

 酒井さんについては「清純派のタレントが覚醒剤を使っていたとは驚きだ。子供のことを考えなかったのか。責任はどう思っているのか。」などと責める。アイドルを演じるのは特に大変なはずだ。それを知っていて、こんな非難を浴びせるのは、恐ろしい建前だ。

・辛い人は覚醒剤を使わずに、医者に行くべし
 「芸能人には薬物を許可せよ」と言うつもりは毛頭ない。ただ非難するのではなく、芸能人の置かれた状況を考えるべきだと言いたいのだ。

 「薬物は危険だ、違法だ」と言うが、それが分かっていて使う人が多いはずだ。危険性を幾ら訴えても、防止できない。気が滅入って困っている人はどうしたらいいか、呼びかけるべきだ。

 精神科や心療内科などの病院に行くのが一番適切だろう。それには勇気や金銭がいるが、スッキリする食べ物や飲み物を摂ってもいい。運動や旅行もストレスの発散になる。

 テレビや行政がそんな呼びかけをすれば、薬物使用は減るはずだ。だがまず言わない。「違法危険」と幾ら繰り返しても、効果は薄い。使いたくなった人に、どうしたらいいか教えてあげるのが、一番効果的だと思う。

 ただ悪い輩に「疲労回復の薬」と勧められることもあるそうだ。悪い連中と付き合わないのも必要だ。

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