前原国交省は首相を目指しているのか [政治家]
【2009年10月22日】-前原誠司・国交大臣が活躍している。9月中旬に就任してから、八ッ場ダムや成田空港の問題で奔走してきた。
沖縄北方担当大臣としては10月4日沖縄に赴き、17日には北方領土を視察した。昨日21日の午前中は、エレベーター事故で亡くなった高校生の両親と面会した。
ダム工事の中止は民主党の公約にあった。成田と羽田の役割見直しは就任する前から考えていたようだ。だか北方領土やエレベーターはどちらでもないだろう。なぜこんなに動き回るのか。
首相を目指しているからではないのか。「自分には物を見る目があって、行動力がある」と国民にアピールしているのではないだろうか。4年前の9月17日民主党の代表になったが、翌年の4月7日いわゆる永田メール事件で辞任した。野心はあるのだ。
日本をよくするために首相になりたいのなら応援するが、私利私欲のために首相を目指すのなら支援しない。前者であることを望む。まだ47歳だから、時間は充分にある。
必要な批判は加えなければならないが、メディアも国民も些末なことで揚げ足を取らず、我が国を代表する首相を育てるという大きな気構えも大事だと思う。
電気の節約はテレビ局が率先してやってくれ [政策]
【2009年10月22日】-前回は「小売り店の店内の照明が明るすぎる」と書いたが、看板も明るすぎるし、色遣いが派手すぎる。派手な物を見続けていると、気持ちが落ち着かなくなる。
繁華街は街灯も明るすぎる。照明を煌々(こうこう)と点けて、昼間と変わらないくらい明るい街もある。犯罪予防のためには明るい方がいいが、必要以上に明るいと電気が無駄になるし、昼のような気持ちになって遊びすぎてしまう。商店は少しでも客が入るように明るくするのだろうが、独りよがりとも言える。
一方、裏道はまだ街灯が足りない所がある。民間企業は金に結び付かないことはしないから、役所がアンバランスを是正すべきだ。
テレビ局は8年くらい前からか、一晩中放送するようになった。民放だけでなく、NHK も夜間ずっと放送する。いい番組もあるが、どうでもいい番組の方が多いと思う。電波を出すだけでも、テレビ局はかなりの電力を消費するはずだ。
民放テレビが深夜、時間潰しのような番組を放映するのは、コマーシャルで儲かるからだろう。「災害が起きたときに即応できるから、一晩中電波を出していたい」と言うが、理由がそれだけなら全テレビ局が終夜放送する必要はない。テレビ局の間で話し合って、どの局も週に1回くらい放送しない日を設けるべきだ。
スタジオ・セットも明るすぎるし、無駄な物が多い。『情報してーション』では、出演者の後ろに池がある。水を出し入れするにも電気を使うはずだ。
テレビ局は偉そうに企業や役所に要求するが、自分たちは改革しようとしない。ひどい矛盾だ。