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民主党は高級官僚の国費留学を減らせ [政策]

【2009年10月27日】-民主党は無駄な予算を減らすために「仕分け作業」に取り組んでいる。そこで是非検討して欲しいことがある。それは高級官僚の留学だ。

 役人だった政治家の経歴を見ていると、「東大法学部卒業、~年~省入省、ハーバード大学留学」などと書いてあって、「華々しい経歴だ。役所を休んで留学するのなら、意欲も学力も並大抵ではないだろう。」と感心していた。だが、何度もこのような留学歴を見るうちに、「こんなに多いのだから、きっと役所が公費で派遣しているのだろう」と思うようになった。

 実際にそうらしくて、大前研一氏は『サピオ』の2009年7月8日号に、「UCLA やスタンフォード大学に留学する日本人の大半は官僚で、あまり勉強しない。公費で派遣され、箔付けやご褒美が目的だ。」などと書いていた。明らかに予算の無駄遣いだ。

 インターネットで調べてみたら、この問題は4年前に読売新聞などが報道していて、参議院議員の蓮舫さんは「ザ・ジャーナル」の2006年4月18日付で取り上げていた。私が民主党に求めなくても、蓮舫さんたちは取り組んでいることだろう。

 毎年百人前後の官僚が留学し、その費用として予算に17億円も計上しているという。

 外交官は外国で勉強する必要があるが、他の官僚はあまり必要ないから、留学制度はなるべく早く縮小すべきだ。必要な者と本当にやる気のある者に限定した方がいい。役所は数千億年の金を預かるから、数億年くらい勝手に使ってもいいと思っているのだろう。

 税収が多くて予算に余裕があるのなら留学してもいいが、国債を出してやっとやっているのだから、要らない留学をするのは以ての外だ。民主党の作業チームは官僚留学費を大きく削って欲しい。

・参考資料
 
http://www.the-journal.jp/contents/renho/2006/04/post_10.html

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