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デフレを防ぐために、マスコミが将来不安を取り除け [*経済]

【2009年11月29日】-23日付で「極端な安売りがデフレを招く」と題するエントリーを載せた。そこで引用した毎日新聞も「政府は将来不安を取り除いて、デフレの悪化を防げ」などと書いた。

 だが不安の払拭(ふっしょく)は政府だけがすべきことなのか。政府だけで払拭できるのか。マス・メディアは何もしなくていいのか。

 政府でなく、メディアこそ不安を取り除くべきだ。政府が呼びかけても効果は少ない。総理が記者会見で説明しても、メディアが報じなければ一般国民には伝わらない。コマーシャルを作っても、時間が短いので詳しく説明できない。

 だがメディアなら、時間を取ったりページを割いたりして、経済の状況をゆっくり説明し、将来不安を取り除くことができる。メディアこそ不安を払拭すべきだ。

 それに財政赤字や人口減少を繰り返し取り上げて、将来不安を生み出してきたのはマスコミなのだから、マスコミが責任を取って払拭すべきだ。問題を作り出したのに、その尻ぬぐいを政府にさせようとするのだから無責任だ。

 また官房長官などが「日本経済の基礎的条件は悪くないから、心配することはない」と述べたら、メディアは「本当か」と追及したことがあると思う。「やれ」と言っておきながら、実際にやると批判する。罠(わな)にはめているようなものだ。メディアは大問題だ。

・関連エントリー
「極端な安売りがデフレを招く」: 
http://m-atomi.blog.so-net.ne.jp/2009-11-23

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