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死刑になりたくて人を殺した金川真大などを、処刑してもいいか(上) [*事件や事故]

【2009年12月02日】-去年の3月、金川真大(かながわ・まさひろ)という25歳の男は土浦市の荒川沖駅などで二人を殺し、7人に怪我をさせる事件を起こした。

 世間を恨んで通り魔を働く者は時々いるが、金川被告人の場合、動機に仰天した。「死刑になるために人を殺した」と供述したからだ。

 「自分は才能がなく、詰まらない毎日を過ごしている。生きていく意味はない。自分の人生を終わらせよう。確実に死ぬために、できるだけ多くの人を殺して死刑になろう。」と思ったそうだ。

 死にたいのなら自殺すればいいのだが、「自殺すると痛いので、しなかった。だが他の人が苦しむのは構わない。」とも言ってのけたらしい。呆れるほど自分勝手だ。

 拘置所に移されてからは、職員の目をボール・ペンで突き刺そうとした。「早く死刑にしないと、また殺すという警告だった」と動機を語ったそうだ。ここまで独りよがりで勝手な人間は、聞いたことがない。

 金川には兄弟が2人いるが、家族との付き合いはあまりなく、テレビ・ゲームばかりしていたようだ。

・資料
 
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090514/trl0905141829006-n1.htm

 http://www.j-cast.com/tv/2009/03/24038104.html

 http://www.j-cast.com/tv/2009/06/04042552.html

・小泉毅も死刑願望
 去年の11月、厚生省の事務次官だった人やその妻を殺した小泉毅被告人(47歳)も、死刑になるために凶行に及んだようだ。「飼い犬を保健所に殺されたから、仇討ちをした」と言ったので、ニュースはそればかり繰り返し流したが、死刑になることが本当の目的だったようだ。

 先週の11月26日初公判が開かれ、検察は冒頭陳述で概略次のように述べた。

 「被告は、元厚生事務次官を無差別に殺害する行為を『決起』と名付けた。50歳になれば決起して、できるだけ多数の厚生事務次官を殺害し、死刑になって人生を終わらせよう。その際、社会に対して、決起によって飼い犬のあだ討ちをしたことや、動物の命を粗末にすればそれが自分に返ってくることを、思い知らせてやったと訴えようと考えた。」

 産経新聞は、小泉被告人が自筆したメッセージを載せた。そこには「保健所が間違えて犬を捕まえて殺したから、厚生省の幹部を赦さない」などと書いた。こっちもあまりに身勝手な言い分だ。

・資料
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20091127ddm012040021000c.html

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/091126/trl0911261805020-n1.htm

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