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金持ちは出費を増やして、景気をよくしてくれ [*経済]

【2009年12月07日に掲載、08日に訂正】-11月下旬いわゆるドバイ・ショックのため、円相場が86円くらいまで値上がりして、メディアも政府も騒いでいた。だが今日は89円台まで値下がりしている。円高は一時的だったようだ。

 一方、消費不況やデフレの方は続いている。先週から政府は景気対策をまとめようとしているが、政府がどんな対策を立てても、国民が自ら景気をよくする気にならない限り、いつまでも上向かないと思う。

 不景気とは、簡単に言うと商品の売れ行きが悪いということだ。失業者や給料の下がった人が増えたから、物が売れないのも当然だ。

 給料が下がったから節約する人や、先行きが暗いから安い物を買う人ばかりでは、景気は悪化する一方だ。まだ高給をもらっている人や資産のある人がお金を使わなければ、不況はいつまでも続く。数年前まで富裕層は高額商品を買っていたのに、最近ではお金持ちも節約するようになった。

 普通の人たちは出費を増やせないから、金持ちが金を使うように仕向けるべきだ。富裕層が物を買って、企業の売り上げが回復し、社員の給料が上がれば、景気は上向く。

 普通、金を使わせたい場合は減税をするが、今の状況では減税をしてもお金持ちでも出費を増やしそうもない。だから、高額所得者に金を使わせる手段を考えなくてはならない。出費を増やさないと増税になるような制度は、作れないだろうか。

 政府が金を使ってもローン繰り延べを決めても、国民一人一人が景気をよくする気にならなければ、いつまでも景気は上向かない。以前メディアには「金持ちに金を使わせる方策を考えるべし」という意見が時々出たが、最近は全く聞かない。また言うべきだ。

 中流の人ももっと日本全体のことを考えるようにならないと、景気は永遠によくならないだろう。自分のことばかり考えるのではなく、他人を思いやる人を増やす必要もある。

・資料
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20091130-OYT1T01322.htm

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