SSブログ

小沢一郎の本性が現れた記者会見 [政治家]

【2009年12月15日】-天皇陛下が中国の習副主席と会見なさった件について賛否両論が出ているが、きのう民主党の小沢幹事長が記者会見で話したことには驚いた。まるで独裁者の開き直りだったからだ。

 小沢は「天皇の国事行為は内閣の助言と承認で行われる」と繰り返し述べた。つまり「陛下は内閣の言うままに行動すればよい」と考えている訳だ。

 小沢は与党の幹事長に過ぎないが、最大派閥を率いているからキング・メーカーだ。「自分は最高権力者だから、陛下より偉い」と考えているのだろう。とんでもない思い上がりだ。小沢の尊大な気持ちは、言葉だけでなく表情にも表れていた。

 歴史上、自らを皇族方より上位に置いた愚か者はいたが、いずれも最後は滅んだ。小沢も同じ運命を辿るはずだ。

 「日中関係を深めるために、ぜひ陛下に時間を割いて欲しい」と思っているのなら、「今回は陛下や宮内庁に迷惑を掛けるが、何とか了承して欲しい」とでも弁明したはずだ。だが実際には居直ったのだから、そんな気持ちは更々ない。「皇族は政治家の言う通りに会見すればいい」と思い上がっているはずだ。

・小沢の狙いは訪朝か
 今回天皇陛下が会見に費やした時間は24分だったし、急に駐日大使が本国に帰る場合などは1ヶ月ルールを破る場合もあるそうだ。だから絶対にできない訳ではないが、陛下の体調を考えて作った原則なのだから、政治家の都合で変えるのは許されない。

 だが今回の報道によって、1ヶ月ルールがあることが分かってよかった。私も知らなかった。

 中国側に会見を約束したから、小沢一行が訪中した時中国側はあんんなに歓迎したのだろうと思っていたが、テレ朝解説委員の三反園訓氏は「小沢の狙いは電撃訪朝で、そのために中国の協力が必要だからゴリ押しした」と解説したそうだ。本当に訪朝するか、進展を見守って行きたい。

 記者会見で開き直ったからか、どのワイド・ショーも小沢に批判的だ。極論すると、皇室をお守りする気持ちがない者は政治家になる資格がない。小沢一郎に期待する向きがまだあるが、ぜひ小沢の本性を知って考え直して欲しい。

・資料
記者会見の模様 :
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091214-OYT1T00888.htm

三反園の発言 : http://www.j-cast.com/tv/2009/12/14056076.html

産経 : http://sankei.jp.msn.com/culture/imperial/091212/imp0912122004004-n2.htm

http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/1368542/

http://www.j-cast.com/tv/2009/12/14056071.html

http://www.j-cast.com/tv/2009/12/15056178.html

ブログランキング・にほんブログ村へ

nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。