SSブログ

議員を庶民レベルに引きずり下ろすメディアの罪深さ [*マスコミ]

【2009年12月21日に掲載、22日に改正】-昨日は議員宿舎の話から始めて、「議員は一般国民と違う」と論じた。

 そもそも国会議員を一般国民と同じレベルで見ることが間違っていると思う。強いて言えば議員は特権階級だ。一般国民とは役割や責任が違うから、贅沢をしてもいいはずだ。

 議員は国民の投票によって選ばれるし、民主政治は国民の多数意見で物事を決めるから、政治家は一般国民の気持ちを知る必要がある。だからメディアは議員に「庶民感覚を身につけろ」と言うが、間違いだ。無理だし、庶民になってはいけない。

 麻生・前首相が高級バーに通っていることが分かったら、左翼マスコミは「そんなことで庶民の暮らしが分かるか」などと追及した。麻生は元々資産が数十億円もある金持ちだから、庶民ではない。高級バーに通うのをやめても、年収数百万円の庶民の気持ちは絶対に分からない。

 安倍・元首相がスーパー・マーケットに視察に行った時も、「庶民」を持ち出して言い咎めたと思う。

・庶民のような政治家こそ私腹を増やす
 だが国会議員が庶民と同じ感覚なのなら、「日本をこうしたい」という理想を掲げて日本全体のことを考えることはないと思う。庶民は天下国家の心配は殆どしないで、自分と家族のことだけ考えるものだろう。政治家は庶民の気持ちを知る必要はあるが、庶民にならなくていい。なってはいけない。

 国会議員、特に総理大臣を庶民のレベルに引きずり下ろそうとするのは、根本的に間違っている。一般国民と違っていいのだ。同じなら政治家にならない。政治はできない。

 それなのに「庶民と同じになれ」と言うから、議員の質は下がってしまう。左翼メディアは議員を庶民レベルに引きずり下ろしておいて、「高邁な議員がいない」と嘆くのだから、全く矛盾している。これも共産メディアの破壊陰謀だ。

 偽の報道機関が「政治家は庶民のようになれ」と言い続けてきたから、国全体のことを考えず、自分や支持団体の利益ばかり追求する政治家が増えたと思う。罪は深いのだが、意図的にしていることだから反省はしてない。地獄に堕ちてから後悔するのだろうか。

・資料
 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E4%BC%9A%E8%AD%B0%E5%93%A1

ブログランキング・にほんブログ村へ

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。