芸能人の事件が多い年だった。今年を振り返り、来年を展望する。 [他の評論]
【2009年12月31日】-今年の一番大きな出来事は政権交代だろう。長く政権を担ってきた自民党がとうとう下野し、民主党が権力を握ったからだ。だが去年から「政権交代は近い」と言われていたので、あまり驚かなかった。
私の印象に残っているのは、政権交代よりも芸能人の薬物事件だ。酒井法子という大御所と押尾学という小者が、薬物使用などで逮捕された。このブログでも何度も扱った。
市橋達也も1年半の逃亡の末逮捕されたし、東京や鳥取では詐欺女も捕まった。去年も大きな事件はあったが、ブログや PJ ニュースで殆ど取り上げなかったこともあり、あまり思い出せない。
去年起きた大事件というとアキバ事件があるが、そろそろ裁判が始まるのではないか。中大事件の裁判も来年には始まるだろう。
このような大事件に関しては凶行を嘆くだけでなく、原因や再発防止を考えたい。
・小沢の資金疑惑で国会は大荒れか
政界では来年、鳩山首相の偽装献金に加えて、小沢一郎の政治資金も注目を集めるだろう。産経新聞の阿比留記者が12月28日付のエントリーで指摘しているが、新聞各社は小沢の資金に関して疑惑を掘り起こしている。
自民党や共産党は国会で鳩山や小沢を追及するはずだ。場合によっては大荒れになって、内閣退陣に至る。民主党の支持率も落ちるはずだ。
一方、千葉法相は夫婦別姓法案を提出すると明言しているので、何とかして成立を阻止しなければならない。政治資金で国会審議が荒れて、別姓法案どころでなくなるといいが、そううまく行くか。
景気に関して言うと、もっと悪くなりそうだ。年末のボーナスを減らした会社が随分あったので、個人消費は更に冷え込むだろう。皆で景気をよくする方策を考えて、実行しなければならない。
・資料
阿比留ブログ12月28日付 : http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/1389316/