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テレ朝が銃弾を送られたのは、民主党を擁護しすぎたからだろう(下) [*マスコミ]

【2010年01月19日】-『スーパーモーニング』は12月25日は鳩山首相の偽装献金問題を取り上げ、やはり民主党を擁護した。山口は「政治資金規制法違反としては軽い。そんなことで時間を使ってほしくない。」と述べた。いつも同じことを言う男だ。

 大谷は次のように語った。「首相に対して強制捜査をしなかったのは、見返りとか悪質性とか国民に対する重大な裏切り行為とは言えないから。秘書の一人は罰金30万円でしょ。いま万引きでも最高50万円です。秘書の万引き程度で総理大臣が辞めてたらどうなる、という発想もある。」と擁護した。

 本来は首相も起訴されるべきだったが、それは見逃してもらったのだから、辞めなくていいという理屈にはならない。大谷の言い分は牽強付会だ。

 『サンデープロジェクト』でも東京地検の小沢捜査を批判したようだが、『情報ステーション』を見ていて民主党寄りだと感じたことはない。

・テレ朝の偏向は17年前から
 テレ朝が民主党に好意的なのは、椿問題がまだ続いているということだろう。報道局長だった椿貞良は1993年9月、民放連の会合で「自民党政権の存続を阻止して、非自民政権が成立するような報道をするよう部下に命じた」などと語ったので、放送法に違反する疑義が生じ、国会は椿を証人喚問した。17年前から自民党以外の政党に肩入れしているのだ。

 産経新聞を除く他の大手メディアも自民党が嫌いで、民主党や旧社会党が好きだが、テレ朝や朝日新聞にはその傾向が特に強いのだと思う。(テレ朝は実質的に朝日新聞の子会社だ。)

 先に引用した毎日新聞の記事によると、テレ朝は昨日届いた銃弾について「こうした脅迫にひるむことなく、今後とも公平公正な報道に努めていく」というコメントを出した。散々偏っておいて何を言うか。小沢一郎のように良心が麻痺しているのではないか。

 それでも少しは反省したのか、J-CAST の記事を読む限りでは、『スーパーモーニング』は今日19日、民主党を擁護するようなことは言わなかった。

・その他
 小沢一郎に対しては去年の12月25日にも、銃弾が郵便で届いたそうだ。衆議院議員会館の小沢事務所に、銃弾が1個入った封筒が届いた。

 また今月15日には世田谷区の小沢邸の前で、火炎瓶を持った男が公務執行妨害の容疑で逮捕された。

 騒ぎが起きても開き直っていたのだから、小沢一郎はふてぶてしい。それでも今日の報道によると、検察の事情聴取を受ける気になったから、少し反省した。

・言葉遣い
 昨日民主党などに銃弾が届いたことを伝える各社の記事を読んだが、朝日、産経、東京、共同、時事が「警視庁への取材で分かった」などと書いていた。

 「警視庁に取材して分かった」でも同じ字数なのに、わざわざ「への」と書いた。言葉も直せない連中が「政治の腐敗をなくす」と息巻いても、無理だ。左翼メディアの連中は、せめて身の程をわきまえて欲しい。うぬぼれているから、日本人に共産主義を押し付けるはずだ。

・参考資料
読売 :
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100119-OYT1T00641.htm
毎日 : http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100119k0000e040074000c.html
産経 : http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100119/crm1001191226019-n1.htm
朝日 : http://www.asahi.com/national/update/0119/TKY201001190210.html
東京 : http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2010011902000222.html
共同 : http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010011901000296.html
時事 : http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010011900274&j1

スーパーモーニング : http://www.j-cast.com/tv/2010/01/15057957.html
http://www.j-cast.com/tv/2009/12/25056965.html

椿問題 : http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A4%BF%E4%BA%8B%E4%BB%B6

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テレ朝が銃弾を送られたのは、民主党を擁護しすぎたからだろう(上) [*マスコミ]

【2010年01月19日】-昨日、民主党本部とテレビ朝日に銃弾の入った封筒が届いた。小沢一郎と報道内容を批判する文書も入っていた。消印は岡山県内だそうだから、同県の右翼団体が送ったのだろう。

 マスコミが騒ぎすぎると、時々こんなことが起きる。8年くらい前、日本ハムが不祥事を起こした時には、店に並んでいる同社のハムに針を入れた男がいた。

 右翼団体などが小沢一郎に怒るのは理解できる。4億円もの不明朗な金を動かし、元秘書が3人も逮捕されたのに、「自分は悪くない。検察と戦う。」などと開き直ったからだろう。

・怒りの対象はテレ朝だけかメディア全体か
 だがテレ朝に銃弾を送ったのはなぜなのか。同社の報道姿勢に抗議したかったからか。それとも他社の報道も含めてマス・メディア全体を批判したかったのか。各種の報道を見るとその点が曖昧だ。

 共同と時事は「『マスコミ各位』で始まる手書きの文書が同封してあり、民主党に関する報道を批判する内容が書いてあった」などと伝えたから、メディア全体を対象にしたと受け取れる。

 だが、東京新聞と産経新聞は「民主党を擁護するような報道に対する批判」などと書いたので、テレ朝だけの批判と思わせる。

 また読売新聞は、テレ朝に届いた封筒には「民主党に対する同社の報道姿勢を批判する筆書きの手紙」が同封してあったと書いたので、テレ朝の報道に対する抗議ということになる。

 「マスコミ各位」で始まっていても、テレ朝の報道に抗議したと考えていいと思う。

・『スーパーモーニング』の民主党擁護は甚だしい
 テレ朝に抗議したかったのなら、同社の民主党寄りの偏向報道に怒っているのだろう。

 午前中放送している『スーパーモーニング』は、民主党を擁護することが度々ある。

 1月15日は、自民党の作った「小沢幹事長不正資金追及プロジェクト・チーム」を取り上げたが、露骨に民主党の味方をした。

 週刊朝日編集長の山口一臣は、「これまでの金銭スキャンダル追及はどれも相手にダメージを与えようというだけ。そんなことで時間を使ってもらいたくない。政治と金についての枠組みを作らないと意味ない。」と述べた。

 今まで自民党の不祥事が発覚した時、朝日新聞も週刊朝日も徹底解明を求めてきたはずだから、全く違う。民主党に甘いのだ。

 ジャーナリストの大谷昭宏は、次のように話した。「小沢さんには一体どこが事件なの?という気があると思う。ゼネコンからの金も職務権限に関わらなければ、ただの献金だし記載漏れだ。『天の声』という罪はあるのか。不可解だが、『不可解罪』というのはない。立法府に司法がちょっかいを出すことが繰り返されていいのか。あり方を与野党で考えるべきだ。」

 「検察は捜査をやめよ」と言ったようなものだ。国会議員が不正をしたら、司法が捜査するのは当然だ。

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