とうとう民主党の1年生議員が小沢一郎を批判 [政治家]
【2010年01月20日に掲載、21日に加筆訂正】-「民主党から小沢一郎に対する批判が殆ど出て来ない」と言われているが、とうとう去年当選したばかりの民主党議員がテレビで小沢を批判した。
横粂勝仁議員は18日、TBS 系列の『朝ズバッ!』に生出演して、「潔白というなら小沢幹事長は検察の事情聴取に応じるべきだ。秘書が逮捕された以上、一定の責任はある。」などと述べた。
渡部恒三や前原誠司以外にも、小沢を公の場で批判する民主党議員がやっと現れた。だが田中真紀子も小沢問題には触れない。小沢の権力はよほど強いようだ。
横粂議員はこんなことを言ったので幹部に目を付けられ、次の選挙の時公認してもらえないかも知れない。反小沢派が党代表なら大丈夫だとしても、小沢派が代表だったら今回テレビで小沢を批判したことを覚えていて、公認しないだろう。
有権者も覚えていて、「横粂は正論を言うし、勇気がある」と評価して投票すればいいが、有権者の方はきっと忘れている。落選しかねない。
選挙区は神奈川11区で、小泉進次郎と同じだ。去年は小泉に敗れたが、比例区で復活した。元々民主党の公認をもらっても厳しいから、今回捨て身の作戦に出たのかも知れない。
政治家が自由に発言できないのは政党が締め付けるからだし、有権者が政治家の勇気ある発言を忘れてしまうからでもある。忘れっぽい有権者が政治家ばかり責めるのは、お門違いだ。
・参考資料
http://www.j-cast.com/tv/2010/01/18058077.html