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平沼と与謝野は「日本再生党」と名付けるべきだった [政局]

【2010年04月11日】-平沼や与謝野が創った「たちあがれ日本」は評判が悪い。まず党名が駄目だ。前々回「長い」と書いたが、他にも問題がある。

 まず平仮名で書いたのが駄目だ。インパクトがない。「立ち上がれ」と漢字にすべきだった。

 また座りの悪い政党名だ。「たちあがれ日本」という呼びかける文を党名にしたからだ。「党」の前には漢語の名詞を置くことが多い。自由民主党も公明党もそうだ。

 日本を立て直すことが結党の趣旨なのなら、「日本再生党」「日本再建党」「祖国復興党」などにすればよかった。左翼メディアは「祖国」を「古い言葉」と揶揄するだろうが、いい言葉だと思う。左翼は「愛国心」も嫌いだ。世界連邦を創りたいからだ。

 「たちあがれ日本」は石原慎太郎が発案し、他の人が賛成したらしいが、石原はどういうセンスをしているのか。都政が行き詰まっているから、落ち着いて考えられないのだろう。

・問題表現を広める罪
 また「立ち上げる」という流行り言葉は「立ち上がる」の後半だけで無理やり他動詞にした異常表現だから、変わり者が釣られて言い触らさないか心配していたが、保守派を自認する連中が早速乱用した。

 前も言及した「立ち上がれ!日本」ネットワークは4月10日に配信したメール・マガジンで、同党と関係がないと断ってから、異常動詞を2回も書いた。言葉も大切にしないのに、保守派などと言う。

 「立て上げる」なら成り立つが、前半が自動詞で後半だけ他動詞にした特殊表現は認められない。この表現は「パソコンを起動する」「ウェブ・サイトを作る」「政党を結成する」など様々な意味で使う点でも、駄目だ。

 平沼らは「立ち上がれ!日本」ネットワークを知らなかったのか。不勉強だ。

・都知事の意図
 石原が新党に参加したのは不思議だが、ゲンダイは「都知事を放り出して、自分が参院選に出場するつもりだった」「落選している次男の宏高を同党から参院選に出させたい」などと憶測を幾つか書いた。どれが本当か分からない。

 新党に所属する議員は平沼や与謝野など衆議院議員が主で、今夏の参院選に出場するのは中川義雄だけのようだから、この点も不思議だ。これから候補者を擁立するのだろうか。

 政策に関して言うと、改憲と景気対策はいいが、増税には反対だ。与謝野はまだ経済の状況、庶民の暮らしが分かっていないようだ。ここまでひどいと妄想家と言ってもいい。落選して欲しい。(敬称略)

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