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NHK は鳩山退陣を画策するな [NHK]

【2010年06月01日】-普天間基地の移転は大体現行案になってしまったし、社民党が連立政権から離脱したので、鳩山政権の評判は更に悪くなっている。そのためメディアは支持率の低下や民主党内の退陣論を頻繁に取り上げる。

 それはいいのだが、昨日午後7時の NHK ニュースは辞任論を強調し過ぎていた。アナウンサーの第一声は「民主党には首相の責任を問う声が高まっています」で、それから5人くらいの民主議員が「首相には早く決断してほしい」などと語るインタビューを流した。続投を求める議員も出したが、一人か二人だった。まるでもうすぐ辞任するかのような勢いだった。

 今日になって、日本テレビのニュースやワイド・ショーを見た限りでは、民主党内に辞任を求める声はそんなに大きくない。3人の閣僚が続投を求めたくらいだ。NHK の報道も昨日の夜よりずっと落ち着いていた。

 NHK は昨夜、鳩山首相を退陣させようとしたのだ。私も鳩山首相には辞任して欲しいが、偏った報道はご免被る。

・政治運動
 最近は減ったが、日本のマスコミはずっとこれをしてきた。内閣支持率が下がってくると、毎日「辞めろ!辞めろ!」と騒いで、退陣させてしまう。公正中立な報道などではない。政治運動に近い。初めから客観的な報道をするつもりはないのだ。

 メディアが主張をするのは当然だ。だが、特定の情報だけストレート・ニュースとして流して、政治を動かそうとするのは駄目だ。報道ではない。それは政治団体の活動だ。報道機関と称しながら、政治運動をするのはやめてもらいたい。

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