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邑本先生は数年前から様子がおかしかった [医療]

【2010年06月30日に掲載、7月2日に訂正】-私がお通夜と告別式の両方に出たのは、ひょっとしたらいいカイロ治療院が分かるのではないかと思ったからだ。

 10年くらい前、他の患者さんが「邑本先生にカイロを教えた先生がいるし、仲間もいる。激務だから、仲間同士で治療し合うそうだ。」と話しているのを聞いたことがある。だからお仲間が弔辞を述べるかも知れないし、そうでなくてもご家族がいい治療院を紹介してくれるのではないかと思っていた。

 だが、その願いは叶わなかった。他のカイロ医は弔辞を述べなかったし、ご家族が他の治療院を紹介してくれることもなかった。弔辞は3人が述べたが、二人は日大の解剖医で、一人は書家だった。弔電も全くなかった。

 仲間に治療してもらって骨格を直しておけば、突然亡くなることはなかっただろう。先生はカイロプラクティックの仲間と付き合うのをやめてしまったのではないだろうか。

 仲違いの原因は幾つか考えられる、まず料金が安いことだ。他の治療院は大抵5千円くらいだから、千円の邑本治療院に患者が集まった。他の治療院から苦情が来ただろう。景気が悪くなってからは、苦情が増えたに違いない。治療に関する考え方も、先生とお仲間で合わなくなったかも知れない。

 カルテの上部に Japanese Chiropractic Association  と書いてあったから、先生もこの会に入っていたと思うが、「日本カイロプラクティック連合会」のウェブ・サイトに邑本先生の名はなかった。

・異変
 以前は看板に「邑本カイロプラクティック研究所」と書いていたのに、8年くらい前から「邑本治療院」に変えた。

 また以前は患者にラジオ体操やストレッチをするよう話していたのに、5年くらい前から勧めないようになった。

 その頃から私などには「体のことは心配しなくていいから、力一杯やりなさい。また治してあげるから。」などと言うようになった。体が弱いので休み休みやっても1週間で体調が悪くなるのだから、力一杯やったら倒れてしまう。先生は自分の力を過信していたのだと思う。

・診察室が暑い
 やはり5年くらい前から夏や冬、診察室をとても暑くするようになった。冬は患者が薄着になるので、寒くならないようにという配慮だったと思うが、暑すぎだ。先生はずっと診察室にいるから汗ばんでいた。

 夏は汗をかいた方がいいと思って、わざと換気をしなかったのだと思う。春や秋は普通の室温だった。

 寒いのはよくないが、暑くても体によくない。患者のためを思っていたのだろうが、患者も困っていた。遠回しに「診察室が暑い」と訴えたこともあるが、意外に頑固なので聞き入れてもらえなかった。高温は先生の体にも障ったに違いない。急死の一因のような気がする。

 先生は数年前から様子がおかしかったのだ。原因は激務と仲違いではないかと勝手に想像している。正確なことをご存じの方がいたら、気軽にコメントを書き込んで頂きたい。

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タグ:邑本カイロ
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