大手メディアはなぜ夫の浮気を隠すのか=仙台教師殺害について [*事件や事故]
【PJニュース 2010年08月23日】-仙台市で高校教師の松本秀夫(56歳)さんが殺された事件は不可解だ。妻の美代(44歳)容疑者と男二人が捕まった。妻が男達に殺害を依頼したようだ。
だが大手メディアは、説得力のある動機を伝えない。「いつまでも生徒扱い」「夫の不動産取引に反対」など妻の抱えていた不満は並べるが、それだけで殺したくなるとは考えにくい。
テレビは「妻は松山哲士(38歳)容疑者と親密にしていた」とも言うから、視聴者は深い仲になった二人が夫を消したくなったのだろうと想像するが、「不倫をしていた」と明言する訳ではない。
根本原因は、夫に愛人が3人もいたことと離婚の不成立のようだ。夫が浮気をしたから、妻は夫に離婚を求めたが、夫は応じなかった。そのためか妻も浮気をしてしまい、とうとう殺したくなったようだ。日刊ゲンダイ(14日付)、サンケイ・スポーツ(14日付)、産経新聞(17日付)は、そういう主旨のことを書いた。
だが読売新聞は17日付の記事で、妻が夫の株取引に抱いていた不満には触れたが、浮気には言及していない。ゲンダイに分かって読売に分からないはずはない。隠しているはずだ。どうしてなのか。
寿司屋の梅原啓(27歳)容疑者が実行役を引き受けたのは、家賃が払えないからかも知れない。松山一家の所有するビルの1階で寿司屋をやっているが、経営がうまく行っていないという情報もある。
松山容疑者は松本さんの家に入り浸っていたようだが、二十歳前後の子供が3人もいて、それが通ってしまったのも不思議だ。変わり者が7人も集まっていたのだろうか。
・参考資料
http://gendai.net/articles/view/syakai/125827
http://www.sanspo.com/shakai/news/100814/sha1008140507001-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100817/crm1008170029001-n1.htm
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100817-OYT1T00015.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100821/crm1008211201013-n1.htm
http://www.j-cast.com/tv/2010/08/21073937.html
夕刊フジ「ドロドロ愛憎劇!教え子2人妊娠させ…被害者の衝撃過去」http://news.livedoor.com/article/detail/4953114/