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菅と小沢が一騎打ち。自民党はどっちを選ぶか? [政治家]

【2010年08月31日】-菅首相と小沢元幹事長は今日の午後5時15分頃からやっと話し合ったが、調整はつかず決裂してしまった。やはり小沢は代表選に出馬することになった。

 どっちが勝っても民主党はたぶん分裂する。ここまで対立してしまったら、同じ政党の中にいるのは無理だ。

 だが選挙結果に大差がついた場合は分裂しないだろう。小沢でも大差で負けたら、「自分を支持する議員はこれだけか。離党しても弱小政党ではやって行けない。」と思って、民主党に留まるだろう。だが、たぶん大差はつかない。
 

 小沢より菅の方がマシだから、菅が大差で勝って小沢の離党を食い止めてくれるといいが、そうは行かないと思う。小沢を支持する議員の方が多いようだからだ。

・次は自民党との連立政権
 負けた方が党を去るという厳しい選挙だ。両陣営とも総力を挙げて戦うはずだ。

 民主党が分裂した後は、自民党の選択が重要になる。負けた陣営の去った民主党も、負けた陣営の作った新党も、自民党に接近して連立政権を模索するはずだ。その時自民党がどっちを選ぶかで、政治は大きく変わる。自民党は目先のことや今までのいきさつではなく、問題を解決するにはどっちと組んだ方がいいか考えて決めてもらいたい。

 離党した議員が一つの新党にまとまれば、そのあと自民党と連立政権を組みやすい。だがもし幾つかの小党になってしまったら、連立は難しくなる。民主党を出て行く議員は小党を乱立させないようにすべきだ。

 自民党が新民主党か新党と連立してうまくやって行ければいいが、うまく行かない場合はもう衆院選挙をするかも知れない。

 民主党政権に反対していた者にとって同党の瓦解は嬉しいが、混乱期に入るから手放しでは喜べない。

・混乱期
 もし混乱が続いて今年度中に来年度予算案が成立しないと、役所は非常に困ることになる。

 なるべく混乱せずに、景気対策や天下り禁止など必要なことをやってもらいたいが、これから1ヶ月はゴタゴタするだろう。場合によっては半年落ち着かない。だが、日本がよくなるための産みの苦しみと思って、成り行きを見守りたい。

 政治をよくしたい人は声を上げることだ。政党や議員に自分の気持ちを伝えよう。私も時々意見を伝えている。声を上げずに怒っていても何にもならない。小さな声も集まれば大きな力になる。

 政治を憂慮している人は、ぜひ政治家に気持ちを伝えてほしい。国民が声を上げるのは選挙の時だけではない。ふだんも意見を言っていいのだ。民主国家なのだから。(敬称略)

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