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(改題)小沢一郎が首相になったら、民主党は言論の自由を失う [政治家]

【2010年09月05日に掲載、20日に訂正】-民主党の代表選挙に立候補している小沢一郎氏は政治資金の疑惑などを抱え、世論調査では支持が低い。だが、一部の人には強い人気がある。剛腕だから、行き詰まった日本を変えてくれるという期待があるのだろう。だがそれは誤解だと思う。

 まず小沢が政権を取ったら、野党やメディアから陸山会事件に関して追及を受けて、職務に専念できないと思う。

 また小沢は自分の利益になることを相当するように思う。小選挙区を導入したのは小沢で、政権交代が目的と言っていたが、野党を不利にすることが真の目的だったと思う。

・なぜ左翼まで
 また、左翼が小沢に期待しているが、不思議だ。JanJan には、いわゆる市民記者が小沢に期待を寄せる記事を投稿している。

 夕刊紙の日刊ゲンダイは露骨に小沢に肩入れしている。「小沢で日本復活!」といった調子だ。携帯電話版では、9月1日と2日、関連する記事の見出しの初めに「民主党代表選 小沢が勝つ全真相」「小沢が圧倒!”挑発”連発見苦しい菅」と書いた。

 小沢は親中派だが、社会主義はいいと思っていないだろう。それなのに、どうして左翼がそんなに気に入るのか不思議だ。日本を混乱させるだろうから、暴力革命に都合がいいと思っているのだろうか。まだ革命を起こしたいのは理解できないし、目的の達成には何でも利用する神経も信じられない。

 産経新聞の阿比留記者によると、同紙の東京政治部には封書が二通届いて、「どうして産経は小沢をしつこく追及するのか。ゲンダイは応援しているのに。」といったことが書いてあったそうだ。よほど小沢に期待しているのだ。

・陰湿
 小沢は去年の9月から今年の6月まで幹事長を務めたが、その間自分を批判した民主党の幹部を二人も首にした。一人は渡部恒三で、もう一人は生方幸夫だ。

 渡部は9月1日テレビ・カメラの前で「国民から『悪代官を退治しろ。悪いことした政治家は許さない。』と言われている」と語った。小沢のことだろう。悪代官とは大胆な表現だ。自分が首にされたことも理由だろうが、小沢が陸山会事件の責任を取らないことが許せないのだと思う。

 昨日4日は小沢と菅直人は新宿駅で立ち会い演説会をした。3500人の聴衆が取り囲んだというが、菅が演説を始めるとすぐ激しいヤジが飛んだ。スポーツ報知には「愛人のことを説明しろ!」「昔の話はするな」「政策の具体案がねえんだよ」「背広を着て出直してこい」という下品なヤジが飛んだと書いてある。

 小沢の秘書が党員やサポーターを集めて、ヤジを飛ばさせたらしいのだ。余りに陰湿だ。この出来事は小沢政権を占う上でとても大事だが、他の新聞は下品なヤジに触れていない。

 小沢が首相になったら、閣僚は小沢を批判できないし、議員も異論を挟めなくなるだろう。小沢独裁になってしまう。

 人の意見を聞かなくても、良心に従って公正公平な政治を行うのならいいが、起訴逃れ疑惑隠しのために首相になるのだからそれは期待できない。蓄財のために政治をやっているのだから、自分が得することをかなりやるはずだ。

 小沢の好みや気まぐれで政治が進むことになると思う。そうなることが目に見えていても、一部の人達は小沢を支持し続けるのだろうか。

・参考資料
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20100905-OHT1T00048.htm

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タグ:小沢一郎
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