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岐阜県御嵩町の廃坑は埋め戻すべし [*事件や事故]

【2010年10月21日】-昨日、岐阜県可児郡(かにぐん)御嵩町(みたけちょう)顔戸(ごうど)地区で起きた陥没には驚いた。突然、地面が陥没したら堪らない。

 被害を詳しく書くと、東西に約50メートル、南北に約60メートルにわたって地面が陥没した。一番深い陥没は約3メートルだ。空き家を含む住宅6棟が傾いたりした。

 同町では明治初期から1967年まで亜炭を採掘していたが、その時の坑道がそのまま残っているので、年に10回ほど陥没するという。そんな危ない所に住んでいるのは信じられない。

 今回メディアが大きく扱ったのは、被害が大きいからだろう。家は傾いたし、5世帯17人の人達が公民館などに避難した。

 御嵩町のウェブ・サイトを見たら、一応年に5億円の予算で復旧作業はしているが、「復旧工事を行うこととなっています」という曖昧な表現が書いてある。

 実際には殆どやっていないのだろう。だから毎年陥没が起きるのだ。特に危なそうな所から埋め戻すべきだが、それもしないのだから町役場も町民も暢気すぎる。

 他にもこのような廃坑が日本各地に百ヶ所くらいあるという。埋め戻すのは、赤字を生み出す空港を造るのより大事だ。

 硫黄島やインドネシアには旧日本兵の遺骨が散らばっているが、日本政府はその収集もしていない。役人も大半の日本人も華やかなことに目を奪われて、必要なことから逃げていると思う。

・資料
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20101020/201010201321_11946.shtml
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20101020/201010201607_11947.shtml

http://mainichi.jp/area/gifu/news/20101021ddlk21040009000c.html
http://www.town.mitake.gifu.jp/file/news/顔戸地内大規模陥没について.pdf

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タグ:御嵩町 亜炭
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