SSブログ

ノーベル平和賞の劉暁波氏の妻、ツイッターも禁止される [海外情勢]

【2010年11月20日に掲載、21日に加筆】-中国の劉暁波氏は投獄されたままで、ノーベル賞の授賞式に出られない。夫人の劉霞さんも軟禁されていて、代理出席できない。劉暁波さんの兄と弟が代わりに授賞式に出ると言われていたが、それも叶わなくなったようだ。

 ところで2週間前、J-CAST で「中国の『隠れ』ツイッター利用者 VPN使い政府の『情報障壁』破る」を読んだら、「劉霞さんがツイッターを使って外部に情報を発信していた」と書いてあったので、驚いた。それまで全く聞いたことがなかったからだ。

 グーグル・ニュースで検索してみたら、劉霞さんのツイッター利用に触れている日本語のメディアはほかにビジネス・メディア誠だけだった。いつものことだが、騒ぐ割には内容が薄いのだ。

 J-CAST は「(劉霞さんのツイッター利用が)注目を集めた。」と書いたが、話しを勝手に作ったのか。それとも外国のことか。

 劉霞さんは iPad でツイッターに書いていたが、取り上げられてしまって、もう書けない。10月18日午前2時47分のエントリーで終わっている。

 それまでのエントリーも中国語で書いてあるので、意味が取れない。訳してくれた人が二人いるので、それを転載する。上の訳文は中国人の方が書いたので、少し書き直した。

 「皆さん、私は帰ってきました。8日から軟禁され、いつ皆さんとお会いできるか分かりません。携帯は壊され、電話に出ることは出来ず、暁波と会いました。監獄は9日の夜に受賞した事を彼に伝えました。その後の事はまたゆっくり。どうぞ拡散して下さい。ありがとう。」

 「昨日は家族と電話ができなかったので、今日は77歳になる母が会いに来てくれたけど、とても心配だ。父母兄弟が終始、私と同様、暁波を愛してくれることに感謝している。私を軟禁する政府へ強く抗議する。」

 たった二つのエントリーだが、霞さんの辛い状況が伝わってくる。シナ政府は国内も弾圧している。
 

・リンク
劉霞:
http://twitter.com/liuxia64
翻訳1:http://twitter.com/Seagulltokyo/status/26936290369
翻訳2:http://twitter.com/hideoharada/status/27224392414

J-CAST:http://www.j-cast.com/2010/11/06080032.html?p=all
ビジネス・メディア誠:http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1010/26/news016.html

ブログランキング・にほんブログ村へ


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

海上保安官の書いたメモの全文 [中国と朝鮮]

【2010年11月20日に掲載、21日に大幅加筆】-11日のエントリーで、くだんの海上保安官がメモを書いていて、それを読売テレビの山川記者に渡していたことを取り上げたが、「ぼやきくっくり」という有名なブログがそれを文字に起こしていたことを、今日知った。そこから転載させて頂く。

<表面>
これを国家機密とするのであれば、時の政府が自身に都合の悪いことは全て国家機密にしてしまえば、何をやっても許されるのではないでしょうか?
60数年前の日本がそうだったように・・・・・・
あのとき連戦連敗の様子を国民皆が知っていたら、あれほど戦争が長引いたでしょうか?

今回のビデオは、日本が中国に負けた様子がありありと記録されていた。

もしかしたら、広島、長崎の悲劇も無かったかもしれません。
今日における北方領土問題も無かったかもしれません。
やはり時の為政者の意向によらず、国民が真実を知ることは大切なことではないでしょうか。

もちろん、国家機密というのも必要であると思います。
例えば日米の密約等、本当にその存在が発覚すれば大きく国益が損なわれるようなものがそれにあたると思います。

今回の件で、我が国の国益は損なわれたのでしょうか?
それは、国民ひとりひとりが判断すれば良いことではないでしょうか?
それも、国民ひとりひとりが考えそして判断し行動してほしい。

 日本国憲法第15条、国家公務員法第96条
 海上保安庁法第2条第1項
┌刑事訴訟法第196条
│刑法125条第2項、刑法第126条第2項(刑法第128条)
│刑法第193条、刑法第104条、刑法第61条

そもそも捜査資料とされる(捜査資料とは?)ビデオテープも
公開する事が何の違反にあたるのか?

・今回被疑者その他の者の名誉を害したのか
・捜査の妨げとなったのか?
・公開しない理由は?
・捜査は事実上終っているのでは?

総理曰く 今ビデオを公開すれば、流失犯の刑が軽くなる?
一見まともなようだが、目茶くちゃな理屈。
意味もないのに隠せば秘密になるのか?

<裏面>
これを機に管理が厳しくなり
本来の仕事に支障をきたすおそれ(間違いない)
組織が1人1人個人を管理する事は不可能である
結局個人の自覚が必要である
管理社会→情報統制
一職員の行動まで大臣・長官が責任を行わねばならないのか
だとすれば、大阪市長(平松さん例えにしてすいません)は一年で何回交代するのですか?
連帯責任論は、責任のなすりつけ合い
監視社会を生む

本件を犯罪行為とするならば
ビデオ画像が機密であるとの証明が必要ではないだろうか
また尖閣は自国の領土と言うのならばなぜ何人も上陸できないのか?
堂々と上陸しモグラの調査保護を行い
船舶の航行安全のために灯台を設置すべき
ビデオ公開が日中関係に影響をあたえると
言うのならばAPEC参加のため中国国家主席が来日するのはなぜ?
むしろ広く日本国民が知るところになったから来日するのでは?

犯罪者の理屈に耳を傾むけるな
と言うのなら
推定無罪?

・山川記者の話し
 ブログの「アニ妻ぶろぐ。」と「テレビにだまされないぞぉ」は、山川記者が『ミヤネ屋』で保安官について話したことを文字に起こしている。興味のある方は是非ご覧頂きたい。

・リンク
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid913.html
http://dororon.blog.shinobi.jp/Entry/1088/
http://dametv.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-88e6-1.html

ブログランキング・にほんブログ村へ

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

民主と自民が叩き合って、政治は更に劣化する [政局]

【2010年11月20日】-自民党など野党は、問題発言をした柳田法相は不適格だと辞任を求めている。自民党もそんなごまかし答弁を散々したはずなのに、それを棚に上げて批判するのはおかしい。

 また柳田をあまり追及したら自民党が政権に返り咲いた時、特に法相は「個別の事案については答えられない」「法と証拠に基づいて適切にやっている」などと言えなくなってしまう。

 ごまかしではなく本当にこう答弁すべき時もあるはずだ。法相は国会で捜査情報を出せない。また警察や検察を批判して、捜査に影響を与えることも許されない。

 はぐらかしでなく本当に、柳田の常套句を言うべき時があるのだ。それなのに自民党は後のことは考えず、攻勢を強めている。菅内閣は弱っているから追い詰めて、退陣させるつもりのようだ。

 政治家が目先のことだけ考えて行動するから、政治は劣化する。柳田も自民党も本当に愚かだ。

 読売、産経、東京の各紙は社説でこの件を取り上げたが、自民党の視野の狭さには全く言及していない。以前からごまかし答弁が多いことにもあまり触れない。だが柳田に辞任を迫っている。新聞も建前ばかりで、長期的な観点を欠いている。

 それにしても、大臣就任を祝う会で乗り切りの秘策を明言してしまい、罷免されそうなのだから、皮肉なものだ。

・リンク
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20101118-OYT1T01128.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101120/stt1011200349001-n1.htm
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2010112002000051.html

ブログランキング・にほんブログ村へ

タグ:柳田稔
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。