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(改題)改造内閣の第1目的は消費税の引き上げか [政局]

【2011年01月14日】-菅内閣が改造をした。数人が横滑りし、数人は初めて入閣した。

 仙谷のあと官房長官になったのは枝野だ。昨日『情報ステーション』で時事通信の田崎史郎は仙谷と枝野について語っていた。「枝野は仙谷の子分だから、仙谷は枝野を通じて政権を支える。今まで通り政権は菅、仙谷、枝野、岡田の4人が中心になるだろう。」と話していた。

 普通なら仙谷のように問責決議をされた人間は、要職に就けないはずだが、仙谷がいないと政権が成り立たないから、菅は仙谷を党代表代行に据えたのだろう。

・財務省の言いなりか
 与謝野の入閣も注目を集めている。去年まで自民党にいて、離党してから「たちあがれ日本」の共同代表になっていたのに、入閣した。与謝野は年末、民主党との連立を模索したが叶わなかったので、一人で入閣した訳だ。

 年末から離党と入閣を匂わせていたが、実際に入閣したので驚いた。だが、与謝野の行動や整合性より、入閣の目的の方が心配だ。

 菅と与謝野の目的は消費税の引き上げだろうが、引き上げたらどうなるか考えないのか。景気は悪化し、支持率は急落し、内閣退陣に至る。

 また引き上げを決めなくても増税路線を出すだけで、4月の統一地方選挙で民主党は敗北するろう。地方議員は既に反対の声を上げている。

 国家の運営に必要なら、税金が年に数万円上がってもいいが、消費増税を認めると官僚は節約しなくなるだろう。足りなくなると、また増税すると思う。消費税が20%にまで上がったら、日本経済は崩壊する。

 官房副長官には藤井裕久(78歳)で、この人は大蔵官僚だった。増税容認派と思われる。これでは「消費税引き上げ内閣」と言われても仕方がない。菅直人は財務省の言いなりなのか。

 なお、法相になった江田五月は裁判官だったから、法律に詳しい。(敬称略)

・参考資料
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%9F%E7%94%B0%E4%BA%94%E6%9C%88

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