病院は節電対象から外すべし [東日本大震災とその影響]
【2011年04月09日】-夏場の計画停電を避けるために、政府は昨日企業や家庭に節電に協力するよう呼びかけた。契約電力が500キロワット以上の大口需要家には25%。500キロワット以下の小口需要家には20%、家庭には15~20%の節電を呼びかけた。
概ね賛成だが、問題もある。今まで照明を明るくしすぎて電気を浪費してきた百貨店などは簡単に節約できるが、無駄な電気は使わないできた小さな工場などが20%も減らすのは大変だと思う。今までどのように電気を使ってきたかを考慮に入れないで、契約電力だけで規制するのは、正直者が馬鹿を見るような制度だ。
また大きな病院も500キロワット以上使うだろうが、病院はそんなに無駄遣いをしていないはずだし、電気が使えないと手術や検査が出来なくなるので、節電対象から外すべきだ。対象に入れるとしても2%くらいにすべきだ。
使用電力だけで削減率を決めるのは問題だ。
・参考資料
http://mainichi.jp/select/today/news/20110408k0000e010034000c.html
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110408/plc11040812400017-n1.htm
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-20512620110408?sp=true