SSブログ

大連立には反対だ! [政局]

【2011年06月07日】-菅首相は昨日6日から普通の正常な顔つきになった。党内からも「今月中に辞めるべきだ」と言われて辛いだろうが、霊が落ちたからかも知れない。

 与野党からはまた、いわゆる「大連立」を目指す声が出ている。与党は衆院で特例公債法案などが成立しないから自民党と組みたいというし、自民党は与党に復帰したいのだろう。下野すると企業献金が減って、困っているはずだ。

 石原幹事長は「次の民主代表と協議したい」と言っているから、菅に辞任を迫っていることになる。また自民党には、民主党に公約を見直させて支持層を切り崩す意図もあるかも知れない。政争の趣が強くなってきた。

 いずれにしても、民主と自民の連立には反対だ。国会で審議らしい審議がなくなってしまう。議員の大半が与党になると、厳しい質問をするのは共産党などだけになってしまう。

・ケジメがつかない
 それに与野党の幹部は「数ヶ月から半年で解消するつもりだ」と言うが、当てにならない。法案が次々成立するようになったら、民主党は楽で連立を解消する気にはならないだろう。自民党は再び利権を手にして、権力のうまみを思い出してしまう。半年では終わらずに、ずるずる続いてしまうと思う。

 そもそもケジメがつかない。国会は与党と野党が時に対立しながら、国家の改善を目指す所だ。衆参両院で殆どの議員が与党に入ってしまったら、ケジメがなくなってしまう。民主党が衆院で法案を成立させたいのなら、菅を辞めさせるべきだ。

 大連立という発想が出てくること自体が信じられない。経団連会長の米倉もまだ下らないことを言い続けている。

ブログランキング・にほんブログ村へ

タグ:大連立
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。