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小宮悦子さんが去って、長野智子と富川悠太が出世 [*マスコミ]

【2011年09月01日】-テレ朝系列で日曜午前に放送している『サンデー・フロントライン』は9月一杯で終了し、10月2日からは『報道ステーション・サンデー』が始まるという報道が、今日あった。

 現在『サンデー・フロントライン』でメイン・キャスターを務めている小宮悦子(53歳)は引退して、『報道ステーション・サンデー』では長野智子(48歳)、富川悠太(34歳)がキャスターを務めるという。

 このニュースは4社が報じたが、どこも視聴率には触れていない。だが、きっと『サンデー・フロントライン』は不振だったのだろう。前の番組は田原総一朗氏の『サンデー・プロジェクト』だったから、その後釜を小宮さんが務めるのは難しいと思っていたが、実際そうだったようだ。

 小宮さんは元々テレ朝の局アナで記者出身ではないから、田原氏のように政治家と丁々発止のやり取りをするのは難しい。原稿をそつなく読むのが得意だ。その点では今のテレビ界でこの人の右に出る人はあまりいないと思う。小宮さんがしっかり原稿を読んでいたから、久米宏氏も安心して『ニュース・ステーション』でキャスターをしていられたはずだ。

 長野さんはフジのアナウンサーだったが、頭の回転が速いし、現場に出かけて行って取材もできるから、小宮さんとはタイプが違う。政治家を追及して、本音を引き出すことができるだろう。

・富川はミスキャスト
 一方『情報ステーション』でリポートをしている富川君はどうだろうか。この人は現場報告に関しては天才的といってもよい。事件現場で小走りに走りながら説明するのがとてもうまい。NHKの記者なども真似しようとしているが、全く追いつけない。

 だが富川君はスタジオ出演にはきっと向いていない。現場で身振り手振りを交えながら説明するのと、スタジオで抽象的な議論を仕切るのとは性質が違う。うまく行くとは限らない。

 実際8月上旬か、古舘伊知郎氏が夏休みを取っていた時、富川君が『情報ステーション』でメイン・キャスターを務めたが、スタジオにいるのに手を動かして不自然だった。富川君が『情報ステーション』に出る回数が減ってしまうのも痛手だ。

 この人事はきっと失敗だ。テレ朝の幹部は人の向き不向きを見極められないと見える。

 同局のウェブ・サイトを見たら、富川君が息子のことを書いていたが、立夢(りずむ)という名なので驚いた。報道番組に出ているアナウンサーだが、タレントのような感覚なだろう。

 平日の番組が当たったから日曜にも放送する二番煎じは、『ワイド・スクラブル』が既に行っている。テレ朝はプライドが低いのだろうか。

・参考資料
http://news.thetv.jp/article/24327/
http://www.sanspo.com/geino/news/110901/gnj1109010506015-n1.htm
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20110901-828660.html
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2011/09/01/kiji/K20110901001529310.html

http://www.tv-asahi.co.jp/announcer/personal/men/tomikawa/body1.html

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