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「自分さえよければいい」と思っていると、不幸になる [東日本大震災とその影響]

【2011年09月10日】-産経新聞の阿比留記者も10日付のエントリーで鉢呂大臣の失言を取り上げているが、その中で福島市在住の読者からもらった手紙を紹介している。

 その読者は東京の電車内で次のような会話を耳にして、「怒ることもできないほど打ちのめされた」そうだ。

 「福島を東京のごみ置き場にしてしまえばいいのにね」「(そうしたら)年金も削られないかもね」

 びっくりする発言だが、こういう人間がいることは想像できる。「東京さえよければ他の地域はどうなってもいい」という気持ちは、東京に長く住んでいて自己中心的な人間にはあるだろう。恵まれているから、他者を思いやる気持ちをを失っているのだ。

 もっとも誰にでも(地方の人にも)、自分を最優先させたい気持ちはある。だがそんな気持ちは弱いからめったに口に出さないし、困っている人を踏みつけていいとは思わない。

・学ばない駄目人間
 福島の人達が今放射能で困っているのは、東京電力の幹部が「自分達さえよければいい」と思って津波対策を怠ったからだ。その結果、同社は潰れかかっている。それなのにこの二人は東電の失敗から学ばずに、まだ自己中心的なことを考えているのだ。冗談半分でも電車の中で暴論を交わしたのだ。きっと悶え苦しまないと反省できない連中だ。

 他の電力会社もこの程度だ。東電が大失敗をしたのに、九州電力はシンポでヤラセ・メールを指示した。余りに愚かで信じられない。

 日本は毎日馬鹿者が増殖している。商店街の至る所に「自転車駐輪禁止」という看板が立っているのに、その前に自転車を止める輩が後を絶たない。歩きタバコ、歩き電話も減らない。無神経で勝手な人間があまりに多い。

 財務官僚も自惚れていて、「自分達のために日本はある」と勘違いしているらしい。税金の徴収と予算の配分をしているだけで、そんなに偉い訳はない。

 被災地は復興しても、日本全体が繁栄するのは無理だろう。

・引用資料
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/2436750/

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野田内閣はもう大揺れ=鉢呂経産相の問題発言 [政治家]

【2011年09月10日】-野田首相は8日から3日続けて、福島原発、紀伊半島、宮城・岩手を視察している。菅と違って行動が素早い。ずっとこのように活躍してくれるといいが、いつまで続くだろうか。

 一方、鉢呂経産相は失言と問題行動で物議を醸している。

 まず原発周辺地域を「死の街」と言ったことだ。これだけ聞くととんでもないと思うが、前後を引用すると「市街地は人っ子一人いない。まさに死の街という形だった」と言った。

 発言全体を聞くと、それほど不穏当とは思わない。失言には違いないが、暴言ではない。「死の街」でなく「ゴースト・タウン」と言えば、同じことを穏当な表現で言い表せた。問題発言だが、認識として間違っている訳ではない。(なおこの男のように「まるで」の意味で「まさに」と言う者が多いが、間違いだ。)

 だが問題行動の方はひどい。原発を視察したあと、記者に防護服をなすり付ける仕草をしながら、「放射能つけちゃうぞ」と言ったという。言語道断だ。

 ふざけて言ったのだろうが、子供の間ならまだしも、大人同士でこのようなことが通用する訳はない。子供っぽいのだろうが、立場や状況を弁えられない性格と見える。

 鉢呂大臣は去年国会対策委員長をしていたが、野党と調整ができず1月には解任された。失策をしないか心配していたが、失言で味噌をつけた。来週中には辞任するのだろう。
 

・参考資料
http://www.asahi.com/politics/update/0910/TKY201109090709.html
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110909-OYT1T00995.htm

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タグ:鉢呂 死の街
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