復興増税の内訳 [政策]
【2011年10月09日】-復興増税に関する朝日新聞の記事がまだ気になるので、増税の内訳を調べてみた。
小学館が『週刊ポスト』や『女性セブン』に載った記事を掲載している「ニュース・ポスト・セブン」というサイトには、「所得税を2013年1月から10年間、4%引き上げる。年収500万円の世帯では3100円増税になる。住民税は2014年6月から5年間、500円引き上げる。」などと書いてあった。『女性セブン』に載った記事のようだ。
この3100円と500円を足して、時事通信は3600円と書いたのだろう。産経新聞の運営するザクザクはなぜ「4900円」にしたのかは分からない。内訳も書いて欲しいものだ。
・参考資料
http://www.news-postseven.com/archives/20111006_32942.html
小沢一郎は有罪になっても、きっと引退しない [政治家]
【2011年10月09日】-メディアが小沢裁判に時間や紙面を割くのは、小沢の資金疑惑が巨大だからだろうが、小沢は実力者で裁判の行方が政局を左右することも理由だろう。
だが小沢が無罪になっても有罪になっても、民主党内の権力構造は今と変わらないと思う。
当然のことながら、東京地裁が無罪判決を下した場合、小沢は今まで通り活動する。
では一審で有罪判決が出たらどうするか。辞職したり、次の選挙で立候補を取りやめたりするか。
どっちもしないと思う。有罪判決が出ても「それは不当だ。自分は悪いことはしていない。」と言い張って、議員を続けるだろう。今より力は落ちるだろうが、民主党の最大派閥の領袖として権勢を振るい続けると思う。
田中角栄も一審で有罪が出ても、辞職などはしなかった。小沢は角栄の弟子だから、角栄の真似はしやすいはずだ。
小沢が立候補しても、岩手4区の有権者が対抗馬に投票して落選させればいいが、きっとそれはない。田中角栄がロッキード疑惑で逮捕された時は今より批判が強かったが、田中は当選し続けた。
私はロッキード事件は冤罪で小沢は黒だと思っているが、岩手の有権者は小沢の資金疑惑など気にせず当選させるだろう。二審や最高裁で有罪になっても、同じだと思う。
以上のような理由で、小沢裁判が政局に与える影響は小さいと思っている。(敬称略)