オリンパスより大王製紙の方が問題だ [*経済]
【2011年11月25日】-昨日オリンパスの社長だったウッドフォード氏が来日してから、報道機関はまた同社に時間を割いている。オリンパスの不祥事は確かに重大だが、大王製紙の借金の方が問題だと思う。
大王の井川意高氏(47歳)は借りた金を返していないから、言ってみれば泥棒だ。だがオリンパスは金を不正に動かしただけだ。損が出た時それを隠して、利益が出た時穴埋めしただけのようだ。
だから粉飾決算には違いないが、誰かに直接の迷惑をかけた訳ではない。組織が行ったし何をしたかまだはっきりしないから、疑惑を呼んでいるが、泥棒に比べたらマシだと思う。
井川氏は刑務所に行くかも知れないが、オリンパスの幹部は逮捕はされても執行猶予がつくだろう。だからオリンパス非難はあまり強めない方がいい。