橋下徹よ、日本を破壊するな [*橋下徹と維新の会]
【2012年02月14日】-昨日橋下徹・大阪市長は、大阪維新の会が次の衆議院選挙で掲げる予定の選挙公約を発表した。びっくり仰天した。
首相公選制について「憲法は改正せずに法の改正で実現できないか、学者に研究して欲しい。」と抜かした。橋下は元々法律家じゃないか。自分で考えよ。憲法の規定に反する法律は作れないのだ。弁護士とは思えない。
参議院を廃止する案にも驚いた。存在価値が低いからといって、廃止するのはおかしい。参院が悪法の成立を阻止したこともある。極端だ。
首長が国会議員を兼職する案にも反対だ。フランスでは市長などが大臣に成れるが、利益誘導をしているらしい。
・税制と年金
資産に課税するとカネを使う人が増えるから基本的には賛成だが、「資産は死ぬまでに使い切って欲しい」と言ったのには呆れた。いつ死ぬか分からない。75歳で死ぬと思って、死ななかったらカネがなくては困る。この男は頭がいかれている。ヤクザの子なのだ。
年金制度を掛け捨てにする案にも反対だ。年金をもらえる年齢になって資産のある人には、支給しないという。これでは今より保険料を払う人が減ってしまう。
橋下が弁護士に成り立ての時勤めた法律事務所の所長は『週刊新潮』に対して、「橋下は法廷で全く駄目だった。データを積み重ねて話すことができなかった。」などと述べていた。
筋道立てて考えることができないのだろう。橋下さんの「日本を変えたい」という情熱はよく分かるが、勘違いが多いと思う。役所の無駄遣いを減らすことは上手いが、制度の改革には向かないようだ。
この公約を全て実現することはないだろうが、大阪維新の会を国政選挙で躍進させてはならない。日本は大混乱に陥る。
・参考資料
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120211k0000m010131000c.html
http://gogotorimaru.blog19.fc2.com/blog-entry-5463.html