SSブログ

なでしこジャパンの丸山桂里奈が、サッカー・アニメ『エリアの騎士』を応援 [他の評論]

【NMN 2012年02月22日】-なでしこジャパンのFW丸山桂里奈選手が、サッカー・アニメ『エリアの騎士』(テレビ朝日で毎週土曜の午前6:00~6:30に放送中)のサポーターに就任した。

 原作は2006年から『週刊少年マガジン』(講談社刊)で連載している同名のサッカー漫画で、単行本は27巻を発行し、総売上は550万部だ。原話は伊賀大晃が書き、漫画は月山可也が担当している。

 主人公の駆(かける)は中学2年生。兄の傑(すぐる)はサッカーU-15の日本代表でもあるので尊敬していた。

 一緒に道を歩いていた時、交通事故に遭ってしまう。二人とも重傷を負い、駆は心臓を痛める。兄は脳死と判定されたため、兄の心臓を移植してもらって、駆は一命を取りとめる。

 駆は中学のサッカー部ではトラウマのためマネージャーに甘んじていたが、世界を目指していた兄の夢を叶えるため、プレイヤーに戻る決意を固める。

 江ノ島高校に進学し、プレイヤーとしてサッカー部に入部した。仲間とともに全国大会に挑み、ひいては世界大会を目指す物語だ。

・現実的な描写
 丸山選手はこのような衝撃的な物語に接して、「兄弟の絆やチーム・メイトのことなど色々なシーンに本当に感動して、漫画でこれほど泣いたことはないですね。」と感想を語った。

 サッカー・アニメは超人的なプレイヤーの活躍や荒唐無稽な必殺技を描くことがままあるが、このアニメではそのような現実離れした描写は避けている。現実の延長線上としてファンタジックなプレーを描いているので、丸山選手も評価する。

 「サッカーの技術の描き方も細かいんですよね。だからサッカーをやっていない方でも、見ると勉強になると思います。サッカー選手の私が言うんですから間違いないです(笑)」と太鼓判を押す。

 また『エリアの騎士』では折に触れて、サッカーの試合進行や基本ルールを説明するので、サッカーをよく知らない視聴者も楽しむことができる。

 駆らの男子サッカーに加えて、ヒロインの奈々がなでしこジャパンで頭角を現す様子も描いている。漫画の連載開始時には、なでしこジャパンの人気や知名度はそれほど高くなかったので、原作者には先見の明があった。

 丸山選手も「この作品は2006年にスタートしているので、なでしこ人気を先取りしている。そこがすごい。」と称賛した。

・ロンドン五輪
 ジェフユナイテッド市原・千葉レディースに所属する丸山選手は、昨年7月のサッカー女子ワールド・カップでは、準々決勝のドイツ代表戦で決勝ゴールを決めた。出場すれば3度目になるロンドン五輪に関しては、次のように語った。

 「まだ五輪で得点を決めてないんですね。だから個人的には得点したいと思いますし、チーム的にはワールド・カップのように金メダルを取りたいなと思っています。ここまで女子サッカーが注目されることはなかったので、結果を残せば残すだけ注目されると思いますし、(ディフェンディング・チャンピオンという)プレッシャーも責任感に代えて、頑張りたい。」と語っていた。

 『エリアの騎士』のストーリー展開は楽しみだし、丸山選手や他のなでしこ選手からは目が離せない。

・参考資料
テレビ朝日『エリアの騎士』
http://www.tv-asahi.co.jp/knight/

http://www.oricon.co.jp/news/movie/2005407/full/?from_todaysnews

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%81%AE%E9%A8%8E%E5%A3%AB

ブログランキング・にほんブログ村へ

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。