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英語ができないのは勉強が足りないから [英語教育]

【2013年02月05日】-大阪市の橋下市長は先月末、市教委幹部に「英語を話せる教育をしてほしい」と要望した。こんなことを言うのは自分が英語で苦労しているからで、2年前インドを訪問した時から英語教育を批判している。

 政治家やマスコミは30年前から、「6年も学んで簡単な会話もできないのはおかしい」などと、見当外れことを言ってきた。

 今の学校教育でも、英語が話せるようになった日本人はいる。少ないが、いる。制度や教科書が原因なのではない。できない人は単に勉強が足りないのだ。単語を覚えていないし、話す練習が足りないのに、制度に原因があると思い込んで責任を転嫁していては、いつまでも改善しない。

 政治家やマスコミがこのようなことを言うので、高校では10年くらい前「コミュニカティブ英語」という科目を作って、英会話を教えているが、会話能力は高まっていないようだ。生徒が真剣に学ばないからだ。

 教師側の問題としては文法の説明が不充分なことが問題だが、そう思っている人は少ない。

 今まで橋下市長のような考え方で英語教育をいじってきたが、会話力は伸びていないだから、考え方が間違っていると思い当たって当然だが、橋下市長は思い当たっていない。

 そもそも30年前に中学で学んだ者が、自分の経験だけで英語教育を語るのがおかしい。橋下市長はよく調べよく考えてから、発言してほしい。中途半端なことをすると、もっと悪くなってしまう。

・参考資料
http://www.asahi.com/special/08002/OSK201102120006.html

http://www.j-cast.com/2013/02/01163713.html

http://sankei.jp.msn.com/life/news/130201/edc13020112380003-n1.htm

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