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文科省は高校生活を3年間、受験一色にするつもりか [教育]

【2013年06月06日に掲載、8日に訂正】-今朝、政府の教育再生実行会議は首相官邸で会合を開いたが、また改悪案を言い始めた。「今の入試は一発勝負でよくないから、入試を年に数回やる」というのだ。

 今の入試のどこが一発勝負なのか。国公立は2次試験を前期と後期に分けて2回行っているではないか。公立大の中には中期を行うところもあるので、国公立は3回も受けられる。(有名大学は前期のみが多い。)1次のセンター試験の点数と2次試験の点数を合わせて、合否を決めるから一発勝負ではない。

 センター試験の点数だけで合否を決める私立大学もあるはずだが、それは一部だ。

 また私立では試験日が大学によって違うので、あちこちの大学を受験できる。帝京大の医学部は入試を2回行うし、拓殖大はどの学部も秋から10回くらい行う。カネがあれば浪人して、翌年同じ大学の同じ学部を受けることができる。「一発勝負」という批判は当たらない。

 文科省は、センター試験をやめて「学習到達度テスト」を創設し、高校在学中に何度も受けられる制度を考えている。高校2年から受けられるようにするらしいから、1年の時から受験態勢に入ってしまう。進学校は今より勉強一色だ。高校生活はなくなる。文科省は高校生を受験勉強で苦しめたいのか。

 文科省は教育破壊を狙っているのだろうが、それに乗せられた自民党議員や御用学者は頭がおかしい。大馬鹿だ。
 

・参考資料
http://news24.jp/nnn/news89059622.html
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130606/k10015121351000.html
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130606/dms1306061533018-n1.htm

http://passnavi.evidus.com/ippan2012/04

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