震災と原発事故は別だ=高市発言について [東日本大震災とその影響]
【2013年06月20日】-高市早苗・政調会長の発言はとんでもない。原発事故によって死者は出ている。原発を稼働させることばかり考えているから、こんなデタラメを言うのだろう。
だが自民党の福島県連が自民党本部に抗議した時、「震災関連死は1415人もいるし、15万人が避難生活を送っている。この発言は取り消してほしい。」などと言った。これは筋違いだ。
高市女史は「原発事故によって死んだ人はいない」と言ったのであって、「地震で死んだ人はいない」とは言っていない。だから高市発言を批判する時に、震災関連死を根拠にするのは間違いだ。地震と原発事故に関係はあるが、別だ。
政治家が勘違いしたのだからメディアが指摘すべきなのに、昨日の『情報ステーション』は指摘するどころか、福島県連の誤解を利用して高市女史を叩いた。
原発事故によって避難している人でなく、地震のために避難生活を強いられている人にインタビューした。見当違いだから、インタビューされた人も曖昧なことばかり言って、高市女史をはっきりとは批判しなかった。
政治家は頭が悪いが、マスコミは性格が悪い。
・参考資料
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS18047_Y3A610C1PP8000/
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013061900433