安倍と下村は、高校生を試験づけにするつもりか [教育]
【2013年10月17日】-最近忙しいので TOEFLを大学受験に取り入れる案はどうなったのか知らないが、政府の教育再生実行会議はまだ勘違いをしたまま教育破壊を企てている。
10月上旬、同会議は次のような案を発表した。高校生全員に基礎学力を測る試験を受けさせる。センター試験は数回受けられるようにし、結果は1点刻みではなく何段階かのランクに分けて出す。国公立の2次試験では論文や面接を重視する。
恐ろしい破壊策だ。信じられない愚挙だ。安倍や下村はここまで愚かだったのかと呆れ果てる。
大学に入るつもりの高校生は、到達度試験と入学試験と両方の勉強をしなければならない。今よりも成績や点数を気にするようになるはずだ。
だが両試験の難易度は低いし、国公立の二次では筆記試験の比重を下げるので、高校生は難しいことは勉強しなくなるだろう。高校生は試験づけになるが、学力は落ちる。学力低下を嘆きながら、学力が下がることをする。丸っきり矛盾している。
センター試験(以前の共通一次)はフランスのバカロレアやドイツのアビトゥーアを参考しているが、両国でそれは高校卒業試験と大学入試試験を兼ねている。そうしなければ高校生は試験勉強ばかりすることになってしまう。
安倍晋三や下村博文は頭がおかしい。考える力がないようだ。
・参考資料
http://sankei.jp.msn.com/life/news/131005/edc13100500310000-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/life/news/131012/edc13101207110001-n1.htm