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沖縄の左翼は、凧とレーザーでオスプレイ墜落を画策 [米軍基地]

【2013年01月08日】-オスプレイに対する抗議も、問題だ。去年の10月、米軍がオスプレイを沖縄に配備したら、反対派は凧を揚げたり風船を飛ばして、オスプレイの飛行を邪魔した。

 だが風船は紐でなくワイヤーをつけて飛ばしたそうだ。オスプレイのプロペラに絡まったら、墜落するだろう。

 またインターネットに流れている情報では、反対派はオスプレイのパイロットに向けてレーザー光線を発したという。目がくらんで操縦を誤ったら、墜落する。

 左翼は事故を起こさせて、反対運動を盛り上げようとしたのだろうが、メチャクチャだ。反対派にとって米兵は死んでもいいとしても、沖縄県民が亡くなったらどうするのか。

 米軍を追い出せれば、沖縄の人が死んでもいいと思っているのだろう。基地反対運動は、まともな抗議ではない。イデオロギーに凝り固まった連中の妨害になっている。

・参考資料
http://www.j-cast.com/2012/11/12153521.html

http://ttensan.exblog.jp/17025755/

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普天間基地の隣にわざわざ小学校を作ったらしい [米軍基地]

【2013年01月06日】-沖縄の普天間基地は市街地の真ん中にあり、隣には小学校がある。危険だから、基地を早く移転すべきだと誰もが思う。基地を移転するのは時間がかかるから、小学校が早く引っ越した方がいいと感じている人も多いはずだ。

 2年くらい前、国民新聞に「沖縄の左翼活動家が小学校の移転に反対している」と書いてあったので、目を疑った。

 『ウィル』(2011年12月号)では国務省の日本部長だったケビン・メア氏が櫻井よしこ女史と対談して、同じ趣旨のことを話している。「普天間基地の周りは農地ばかりだったが、そこに小学校や住宅を作った。小学校の移転に一番強く反対したのは、当時の伊波・宜野湾市長だった。」などと語っている。

 反対した理由は、小学校がなくなると基地闘争が盛り上がらなくなることだ。メア氏は「断じて許せません」と怒っている。

 沖縄の基地闘争は何なのか。米軍の危険性に抗議しながら、運動を続けるために子供を危険にさらす。まともな運動ではない。きっと米軍を追い出せるなら、子供が死んでもいいと思っているのだろう。

 メア氏は日本に20年くらいいたし、奥さんは日本人だが、アメリカ人にこんなことを言われるのは恥ずかしい。
 

・参考資料
http://isuzuya.seesaa.net/article/137902130.html
http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/caf6f9a0f20bf3d24843afaff72d1610

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沖縄の左翼は事件を反米闘争に利用するな [米軍基地]

【2012年10月18日】-また米兵が女の子を襲ったので、沖縄の反米左翼は抗議を繰り返し、左翼メディアは大袈裟に取り上げている。

 昨夜の抗議集会では「米軍は出て行け」と怒鳴り散らしていた。日が暮れていたから、異様な雰囲気になっていた。本当に被害に遭った人に同情しているのか疑わしい。

 そう言えば1995年女児が襲われた時は、沖縄の左翼は2週間くらい抗議を続けていたと思う。女の子は自分のために沖縄が騒然とし、日米関係もギクシャクしたので、余計につらくなったろう。デモに参加した連中が、女の子の気持ちを考えていたとは思えない。

 沖縄の反米左翼はきっと、事件を反米闘争に利用しているのだ。被害に本当に怒っているのではなく、米軍撤退と安保体制破棄を実現するために利用しているのだと思う。左翼は「平和が大事」と言いながら、人を見捨てることがある。(沖縄には本土からの独立を唱える者もいるが、独立したあとは中国と合併するつもりらしい。正気ではない。)

 今日沖縄では「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」のオバさん達が、浦添市にある総領事館を訪れて、抗議の書簡を手渡した。アメリカ兵が基地の外に出る場合は、行動を制限するよう強く訴えたという。現実的な要求だ。

 「米軍は出て行け」と怒鳴っても、問題は解決しない。夜中の外出などを禁じるべきだ。

 メディアは今回の被害者を「飲食店従業員」と表現している。水商売の女だろう。だから午前4時頃歩いていたのだ。こんな時間に出歩く方にも責任がある。夜中や朝方は男でも危ない。

・参考資料
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121018/k10015835811000.html

http://www.j-cast.com/tv/2012/10/17150308.html?p=all
 

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タグ:沖縄 事件 利用

沖縄で抗議する人達は本土から渡った運動家 [米軍基地]

【2012年10月02日】-米軍はおととい30日からオスプレイを山口県の岩国基地から沖縄県の普天間基地に移動させているので、左翼マスコミは大きく取り上げ反対している。オスプレイの配備は日米両政府が決めたことだから、今更反対しても止められる訳はない。往生際が悪い。

 今週のテレビ報道は先週までと違う。基地周辺で抗議する人達を映している。「政府は住民の抗議を押し切って、オスプレイを配備するのか」と追及しているのだろう。

 このような映像を見ると、殆どの人が「日本の防衛に必要だとしても、住民が反対しているのだから、もう少し説明してから配備した方がいいのではないか」と思ってしまう。だがその見方は皮相だ。

 抗議デモに参加しているのは、沖縄の住民ばかりではないからだ。本土から渡った左翼の運動家も加わっているはずだ。不思議な言い方だが、「プロ市民」と言われる連中だ。

 今まで何度も基地反対のデモが沖縄であったが、そのあと保守派のメディア(国民新聞や月刊『正論』)は「参加者のうち4割くらいが本土から渡った運動家だったようだ」などと書く。今回もそうだと思う。現場にいるテレビ局の連中はそれを知っているはずだが、知らない振りをして「住民が反対している」という芝居をする訳だ。

 今回のデモ隊は強硬で、ゲート前に大型車を置いて米軍車輌の出入りを妨害している。実力行使だ。議論ではなく実力で政府の方針に反対するのは、過激派のやり方だ。今回のデモには中核派や革マル派も加わっているだろう。(週刊新潮によると、原発反対デモにも中核派などがかなり参加している。)

 本土から渡った運動家がかなり加わっているのに、沖縄住民の反対を演出するのは一種の誤報だ。

 日本は戦後ずっとこのような報道もどきに翻弄されてきたが、左翼メディアは自殺者が年間3万人になっても反省するどころか、執拗に日本破壊を続けている。

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メディアはオスプレイに反対するな [米軍基地]

【2012年09月13日】-まだオスプレイに関する報道は続いている。岩国市など自治体が配備に反対しているからだ。

 もしオスプレイの事故率は特に高くなくて他のヘリコプターと同じだったら、どうだろうか。騒動はすべて空虚だったことになる。

 左翼マスコミは以前も偏差値教育などと言って、役所を翻弄してきた。日本の破壊を目指す連中だから、嘘を言って混乱させるのは朝飯前だ。何の痛痒も感じない。

 9日には沖縄でオスプレイ配備に反対する県民が抗議集会を開いたが、日本テレビの『ストレイト・ニュース』はこの集会に4分くらい時間を割いた。12分ほどの番組だから不自然だ。

 反対運動を盛り上げようと画策したに違いない。マスコミはオスプレイに関して、報道でなく政治運動をしている。

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オスプレイは普通のヘリコプターより安全という説 [米軍基地]

【2012年09月06日】-8月末、左翼マスコミはオスプレイの沖縄配備をしつこく取り上げて、反対していた。「左翼が反対するのだから、本当は問題はないのではないか」と思っていた。

 「オレンジいろのあさ」というブログは7月30日付エントリーに、沖縄の人が作った「オスプレイ配備歓迎 オスプレイは現在飛行のヘリより事故率は低い」という看板の写真を載せた。

 本当は安全かも知れない。

・リンク
http://orange-daidai-color.cocolog-nifty.com/orangeblog/2012/07/post-176d.html

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左翼は米軍基地をなくして、日本を中国の植民地にしたいのか [米軍基地]

【2012年02月28日】-2月上旬、左翼メディアは「真部防衛局長が職員を集めて宜野湾市長選挙に行くよう呼びかけた」と言って、突然追及キャンペーンを始めた。基地問題で政府を追い詰めようという意図がありありとしていて、悪質だった。

 だが悪さは数日でやめた。「懲りたか」と思っていたら、昨日またした。野田首相が沖縄を訪問したことを取り上げ、基地に反対する意見ばかり流したのだ。

・デモと写真
 TBSテレビなどは、まず路上で野田首相の訪問に抗議する連中を大きく取り上げた。デモ隊の叫び声として、字幕に「野田首相帰れ」と書いた。次に仲井真知事が「普天間基地は県外に移設して欲しい」と話した様子を長々と放映した。

 『情報ステーション』は、野田首相が仲井真知事に頭を下げる場面を大きな写真に引き延ばして、首相に恥をかかせた。次に名護市長などが、辺野古移設に反対する意見を流した。

 街では県民にインタビューし、反対意見ばかり放映した。「移転先の住民がかわいそうだ」という声もあった。辺野古は海岸だから、すぐ近くに人は住んでいない。的外れだ。的外れなことを言ってでも、反対したいのだ。

 普天間基地を県外に移そうとしても、できない。鳩山が移転先を探したが、見つからなかった。

 以前テレビは辺野古の海岸を長く写して、「こんな綺麗な海を壊して、基地なんか作るのは勿体ない」と思わせようとしていた。

 もはや報道の域を超えている。政治運動だ。公務員が投票を勧めたら「政治運動だ」と追及するが、自分達は公平性をかなぐり捨てて政治運動をする。

・賛成意見は無視
 メディアは「起きたことや言ったことをまとめただけだから、作為はない」と言うかも知れないが、実際には大きな作為がある。米軍基地に反対する意見ばかり流すからだ。

 沖縄には基地に賛成する人もいるが、それはめったに取り上げない。米軍基地で働いている人は、基地に反対しない。なくなると失業するからだ。

 『情ステ』は数週間前、「基地がなくなると、地代が入らなくなって困る」と話す地主を出したはずだが、昨日は基地に反対する意見一色だった。

 沖縄県民が「普天間基地は廃止して欲しい。だが県内移設にも反対だ。」と思っていたら、米軍基地はどうにもならない。行く所がない。廃止するしかない。

 左翼メディアは、米軍基地でなく日米安保体制に反対しているのだ。表面上は米軍基地に反対しているが、目標は安保体制の終焉のはずだ。

 左翼は現実を見ていない。基地の必要性を考えない。中国や北朝鮮が日本や韓国や台湾に攻撃を仕掛けてくるかも知れないのに、そんな視点は全くない。

 また知事が言うことは知事自身の意見でなく、県民の気持ちを推し量りながら言っているはずだ。民意を無視したら、次の選挙で落選するからだ。だが報道にはそのような視点も薄い。「知事が反対しているから、政府はよく聞け」といった調子だ。

 もし中国などが攻撃してきたら、きっとメディアは政府を責めるのだ。「何をしてきたのか」と。全く勝手放題だ。報道というより、日本破壊の政治運動だ。

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米軍基地をなくして、世界連邦を作りたい左翼の夢想 [米軍基地]

【2012年02月07日】-今週になってから真部局長の名は聞かないが、NHKなどはまだ反米報道をする。

 名護市長は昨日、海兵隊の辺野古移転に反対するためアメリカに出発したが、NHKはそれを『BSニュース』で午後10時前などに大きく取り上げた。外務省などの高官も基地協議のため訪米したが、それは全く取り上げなかった。恐ろしい偏り方だ。

 TBSの『JNNニュース』は今日、沖縄の海兵隊を一部岩国市に移転させる計画を報じたが、さっそく市長と市民が反対する映像も流した。他局も流したに違いない。

・行く先なし
 このような報道に、国防をどうするかという視点はない。「米軍基地は危ないから出て行って欲しい」という感情だけで作っている。

 中国や北朝鮮の攻撃に備えなければならないから、日本のどこかに米軍基地を置く必要がある。基地を受け入れた地域には政府が交付金を出すが、それにも触れない。

 左翼が反対ばかりするから、米軍基地は行く所がない。左翼は米軍基地の廃止を狙っているから、それで満足だろうが、日本は中国などの攻撃に無防備になる。

 だが左翼に対して「中国に支配されてもいいのか」と批判しても、きっと効果はない。究極の目的が世界連邦だからだ。左翼は「まず日本が中国の植民地になり、それを世界連邦につなげよう」などと夢想しているに違いない。

 こんな妄想に耽っている連中とは、話し合いが成り立たない。「偏差値エリート」で中途半端に頭がいいから、余計に厄介だ。

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言い掛かり報道で日本は崩壊寸前 [米軍基地]

【2012年02月05日】-問題でないことで政治家や役人を叩くと行政などが停滞するが、弊害はそれだけではない。一般国民にも及ぶ。

 まず大人も子供も政治家などに不信を抱く。発言の当否を自分で考えて、メディアの偏向を見抜ける人はあまりいない。報道に引きずられて、どうしても政治家を嫌うことになる。

 またやる気を失う。「偉い人がひどいことを言うのだから、自分もいい加減でいい」と思って、マジメに生きる気をなくす。

 そうすれば犯罪も放置自転車も増えるし、子供は勉強しなくなる。日本人の質が下がってしまう。

 些細な間違いで大騒ぎする一方で、本当に問題のある政策(学校5日制など)は批判しないのだからタチが悪い。

・その他
 なお、那覇では平然としてた真部・防衛局長は国会では神妙かつ困惑した表情をしていた。沖縄では、東京の騒ぎが分からなかったのだろう。

 消費増税に躍起になっている野田政権だが、武器輸出3原則は見直したことはいい。防衛がやりやすくなる。

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テレビこそ思い上がるな [米軍基地]

【2012年02月02日】-真部防衛局長はメディアの集中砲火を浴びているが、淡々としている。よほど図々しいのだろう。メディアもとんでもないが、役人もとんでもない。

 昨日午後6時台古本屋に入ったら、店員がどこかのテレビ番組を見ていて、音声だけちょっと聞いた、ちょうど「真部問題」をやっいて、男のコメンテーターが「防衛省は民意はどうにもなると考えているのではないか」などと話していた。

 真部局長が投票を呼びかけた職員は80人で、その親族を含めると300人くらいだろう。宜野湾市の人口は2010年9万1856人だから有権者はきっと7万人くらいで、投票に行くのは6万人くらいだろうから、300人では選挙結果はひっくり返らないと思う。

 沖縄防衛局としては何とか基地を移転したいと望んだだけで、「民意はどうにでもなる」と思い上がった訳ではないと思う。

 「民意はどうにもでなる」と思っているのは左翼マスコミの方で、今回も些細な疑惑で大騒ぎをして、役人の首を取ろうとしている。自らのしている罪を他人に擦り付けて糾弾するのだから、人間性がおかしい。

・参考資料
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/archive/news/20120202ddm005070137000c.html

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%9C%E9%87%8E%E6%B9%BE%E5%B8%82#.E4.BA.BA.E5.8F.A3

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左翼メディアは真部防衛局長を吊し上げるな [米軍基地]

【2012年02月02日】-左翼メディアは昨日から突然、沖縄の真部防衛局長を追及する報道もどきを始めた。公務員は選挙運動を禁じられているが、職員に対して「投票に行きなさい」と話すことが本当に選挙運動だろうか。

 たとえ選挙運動であっても、違反の程度は低いから大騒ぎする必要はない。去年の大阪市長選挙では、市役所の役人が橋下徹を落選させようと活動したそうだが、メディアは大して取り上げなかった。橋下の話を流しただけで、役人の行動を自ら調査することはなかった。

 また日教組に属する教師が選挙の時、左翼議員の応援をするのはよくあるそうで、特に山梨県では民主党の輿石幹事長を助けないと出世に響くから熱心にやっている。やらされている。教師は授業を放り出して、有権者に電話などをかけているそうだ。

 これでは学力がもっと落ちてしまう。日教組の選挙運動こそ問題なのに、産経新聞を除く大半のメディアは全く取り上げない。だが防衛局長が投票を呼びかけただけで、大騒ぎだ。

 日教組は左翼で自分達の仲間だから不正をしても黙認するが、防衛省の役人がちょっと脱線しただけで、糾弾するのだ。公正な報道をする気はない。イデオロギーに基づいて、自分達に都合のいいことばかり撒き散らしている。

・普天間で事故を望むか
 左翼は自衛隊や日米安保体制に反対なので、普天間基地の移転を妨害して、安保体制を揺るがせたいのだろう。

 同基地の近くには小学校もあって事故が起きたら大変だし、今でも騒音公害に悩まされているはずだ。だが大臣や幹部の揚げ足を取って、移転を妨害する。NHKは12月も仲井真知事にインタビューして、防衛省に圧力をかけていた。基地近くに住む人達は呆れて果てているはずだ。

 本土のメディアが沖縄県民の実害を考えないのは仕方がないと言う人もいるだろうが、沖縄のテレビや新聞は本土以上に強烈な歪曲報道をしている。

 左翼は小学生が死んでも構わないのだろうし、もし事故が起きたら反対運動を派手にできるので事故を望んでいるのかも知れない。

 「平和主義」と称しているが、目的を達成するためには人が死んでもいい。共産主義はうまく行かないことがあると、人を殺すことも厭わない。すぐ殺人主義に転嫁してしまう。

 共産革命を達成したあとも、人を容赦なく殺す。スターリン、毛沢東、ポルポトなどは、人民を何百万人も殺した。

・腰砕けの民主党
 民主党は不当な批判を跳ね返すべきなのに、屈して国会に招致することを決め、解任するつもりだ。

 左翼が嫌いなことを左翼メディアがしつこく取り上げて、大問題に仕立てて上げてしまう。メディアは30年くらい前からずっとこれをやって、国力を落としてきた。

 テレビも新聞も業績が悪化しているのに、自分の利害も考えない。正気の沙汰ではない。

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メアの語った事実を「暴言」と言う駄目新聞 [米軍基地]

【2011年03月10日】-メア部長が「沖縄県民は、ごまかしとゆすりの名人だ」と語った時、沖縄が多額の交付金を受け取ってきたことを指しているはずだ。だが、左翼メディアは殆どそう言わない。テレビでは1度も聞いたことがない。

 10日付の新聞社説を読んでみた。読売は「沖縄が米軍基地受け入れの見返りに、日本政府に沖縄振興策を求めているとの批判と見られる。」と書いた。的確な指摘だ。だが他は全滅だ。

 毎日は「沖縄が振興策と引き換えに基地負担を甘受する状況でないことを知らないようでは、とても知日派とは言えない。」と書いた。振興策には言及したが、意味がはっきり取れない。今まで沖縄は振興策と引き換えに、基地を受け入れてきた。メアの言う通りだが、ごまかしたいから曖昧なことを書いたのだろう。「ごまかし」に反論しながら、ごまかすことを書く。メアの指摘を身をもって認めたのだ。

 東京は概ね次のように書いた。「名護市辺野古に移設が進まないのは、沖縄県民が更に大きな財政支援を引き出すために粘っているというより、過重な基地負担を押しつけられた差別を感じて反対しているからだ。2009年の衆院選以降、沖縄県内の選挙はもはや振興策との引き換えでこれ以上の基地負担には応じないという民意を表している。」

 東京もメアが振興策を指したことは分かっているが、沖縄の「ゆすり」は認めなくないから、分かりにくい文章になった。

 世界日報と産経は振興策に全く触れていない。駄目な保守新聞だ。

 「産経抄」には「『ごまかし、ゆすりの名人』に至っては、何を指しているのかわかりません。まさか、政府が北部振興策や基地対策と称し、湯水のごとく札束をばらまいていることではないはずです。メアという人は何にも知らない素人ですね。」とある。

 分かっているが、沖縄県民に媚びてごまかしたのだ。よく分かっている人に対して「何にも知らない素人」とはふざけている。読者を愚弄している。

 毎日と東京の社説は強い調子で、メアを非難した。毎日では見出しにも「暴言」とある。本当のことを「暴言」と言うのだから、ひどい嘘だ。沖縄だけでなく、新聞も「操作」をするのだ。

・在日20年
 メア元部長は日本に20年もいて、妻は日本人らしい。建前メディアは「日本に長くいるから日本びいきのはずだ」という前提で言うが、日本に長くいるからこそ嫌いになる場合もある。

 妻が日本人で日本に住んでいれば、親戚付き合いは妻を中心に進んでいく。言葉が堪能だと言っても細かいニュアンスは分からず、取り残されることもあるだろう。メモだが、メアは日本人に苛立っているように感じた。

 メアは「本音と建て前」について学生に注意したが、駄目新聞は建前ばかり撒き散らして、これについてもメアの指摘を認めた。建前や表面ばかりの擬似報道を聞かされているから、日本人は思考力が伸びるどころか落ちていく。

 また同氏は基地問題についてしつこく批判されてきたので、それにも不満を抱いているようだ。左翼マスコミのデマ報道は、日本もアメリカも日米関係もおかしくしている。
 

・リンク
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20110309-OYT1T01090.htm

http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20110310k0000m070134000c.html
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20110310k0000m070134000c.html

http://www.worldtimes.co.jp/syasetu/sh110310.htm

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110310/plc11031003000004-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110309/plc11030902480002-n1.htm

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メア部長は正しい!沖縄は本当に政府をゆすってきた [米軍基地]

【2011年03月10日】-アメリカ国務省で日本部長だったケビン・メア(Kevin Maher)は「沖縄県民は、ごまかしとゆすりの名人だ」などと言ったので、解任されてしまった。

 だが、沖縄は本当に日本政府をゆすってきたではないか。「米軍基地でこんなにひどい目に遭っている」と言って、政府から振興策として巨額の交付金を受け取ってきた。(総額はきっと1兆円を越える。)ゆすりは本当のことだ。言っては行けない真実を語ってしまったから非難された訳だ。

 本当だからこそ、沖縄県議会などは烈火の如く怒ったのだろう。見当外れの非難なら、そんなに怒らない。「『ゆすり』とは心外だ。何を指しているのか分からない。」と言うはずだ。実際には、ゆするようにして交付金をもらってきたから、そのような反論はしないのだろう。

 だが「ゆすり」は強すぎる表現だ。原語では extortion で「恐喝」とも訳す。また「ごまかし」は manipulation の訳だが、普通は「操作」と訳す。

 「ごまかしとゆすりの名人」の原文は、masters of manipulation and extortion of Tokyo だ。Tokyo は「日本政府」のことで、「政府を操って交付金を脅し取ってきた」という意味合いだ。

 連合沖縄も抗議した。どうして労働組合が怒るのか分からない。外務省もアメリカに抗議したが、カネを取られている側まで怒るのだから不思議だ。政府が沖縄に落とす交付金は一種のタブーになっている訳だ。

 日本人ならメア氏の話を聞くと不愉快になって当然だが、本当のことだし、アメリカ国務省の本音を知るいい機会だ。怒ってばかりいては行けない。
 

・リンク
「講義メモ全文」:
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-174366-storytopic-3.html

「原文」:
http://www.news-pj.net/pdf/2011/american-university.pdf

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メディアは、沖縄の受け取る補助金をはっきり言うべし [米軍基地]

【2010年06月10日】-石田千尋さんという陰陽師がいる。数年前、テレビに出ていた。最近テレビに出演しないのは、しつこいファンが事務所にやって来て困るかららしい。

 テレビには出ないが、ブログは書いている。そのブログでは6月7日付のエントリーで沖縄の基地問題を取り上げ、次のように書いた。(表記などを一部変えた)

 「沖縄には、かなりの予算がついてる筈だと昔聞いた事があります。国ひいては国民の税金がかなり流れているという事ですよね。昔の話が本当の事ならば、国は何かの特別な予算があるのならば、それと引き替えに話をしてもいい筈です。」

 今でも政府は沖縄に補助金を出しているし、鳩山前首相もそれと引き替えに基地を受け入れてくれないかと名護市や徳之島の首長と交渉したと思う。

 だがテレビ・ニュースでは、はっきり言わなかった。「政府は新たな振興策を検討している」などと言うだけだった。だから石田さんには分からなかったのだろう。

 テレビ局は沖縄の人達が負担だけ押し付けられているというイメージを広めたいから、政府が沖縄に補助金を出していることをはっきり言わないのだと思う。「怒り」と書いたポスターを何度も映して県民の憤りを強調するのも、同じ理由だろう。

 名護市職員労働組合のウェブ・サイトを見たら、政府は1997年から2000年までに同市に400億円も投じて、市民会館などを造ったと書いてあった。

 建物を造れば、その地域の建設会社は潤う。だが経済は歪んでしまうと思う。他の地域も併せると、政府が沖縄に使った額は膨大になるはずだ。

 自民党政権は金を出して、沖縄に米軍基地を押し付けてきた面がある。沖縄に基地を置き続けるとしても、日米地位協定などを見直す必要があるのに、それからは逃げてきた。罪を犯した米兵の処罰は、日本側ができるようにすべきだ。

・賛成派はいないのか
 石田さんは次のようにも書いた。

 「それにしても中国はよく沖縄方面に、来ているらしいのですけど・・・ 沖縄の人達は、不安にはならないのでしょうか?本当に全県民が米軍に対して大反対なのでしょうか?」(上と同じ)

 鋭い指摘だ。沖縄には基地賛成派もいるが、マス・メディアは出さない。本土のテレビも沖縄の新聞も出さない。メディアは基地反対運動を反米闘争に利用しているので、反対する声ばかり出す。実態を公平には伝えていない。

・リンク
http://chihiro.nifty.com/chihilog/2010/06/post-4cb8.html

http://www.jichiro.gr.jp/jichiken/report/rep_okinawa31/jichiken31/4/4_4_r_02/4_4_r_02.htm

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政府が米軍基地を全国各地に移設させる案を検討。恐ろしい。 [米軍基地]

【2010年05月09日】-7日の金曜日、徳之島の町長3人は首相と会談して、米軍基地の受け入れは断った。

 今日になったら、政府が普天間基地などの米軍施設を全国各地に分散移転させる案を検討していることが分かった。読売新聞や時事通信が報じた。

 普天間基地以外も移転させて沖縄の負担を軽くしたいようだが、徳之島にも断られたのだから、他のどの地域が受け入れるのか。

 時事の記事には、「自衛隊の基地に移転させる」と書いてある。既に訓練施設があるのなら受け入れてもらいやすいが、それでも全国各地で反対運動が起きるだろう。一般住民は反対でなくても、共産党員が抗議するはずだ。鳩山内閣は窮地に陥る。

 鳩山首相はワシントン・ポストにルーピーと言われたが、本当にそうだ。沖縄の負担は軽減できても、各地で反対運動が起きたら出身議員の突き上げを食らい、内閣は窮地に陥る。頭がおかしい。

 今月末までニュースは普天間移設が中心になりそうだ。大事な問題はほかに幾らでもあるから、悲しい。

 鳩山内閣は悲惨な状況の中で終わるだろう。新内閣が発足し、小沢が辞任しても、民主党は参院選で議席を減らし、政治は昏迷を深めそうだ。(「混迷」も当て字らしいので、「昏迷」と書いた。)

・参考資料
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100508-OYT1T01178.htm
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010050900090

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在日米軍は、東南アジアの安定にも寄与している [米軍基地]

【2010年05月08日】-人間は表面だけ見て考えがちだ。だからこそ本質を見るように努めなければならない。

 だが、メディアは表面ばかり扱う。起きた出来事は大きく報じるが、必要性や歴史的経緯には言及しない。普天間移設の報道は、そういうニュースもどきの典型だ。

・日経社説と前原大臣
 日本人は基地の被害はよく知っているが、重要性についてはあまり知らない。私もおととい分かる範囲で書いたが、日経の5月5日付の社説が必要性を簡潔に説明している。無料で読めるのは1週間くらいので、関心のある方はぜひ早めにお読み頂きたい。(リンクは以下)

 また前原国交大臣は自民党の議員より、安保の重要性を認識していると言われている。去年4月16日付のブログでは、「シンガポールなど東南アジア3ヶ国を訪れたら、各国首脳は『在日米軍のおかげでアジアが安定している』と日米安保の重要性を指摘していた。」などと書いている。

 米軍基地が日本にあるために東南アジアが安定しているのなら、土地を提供し費用も負担している日本は誇れることだ。

 沖縄近海に現れる中国軍は取り上げないのに、国内の反対運動ばかり取り上げるメディアは実に問題だ。危険なくらいだ。

・リンク
日経の社説「首相は在日米軍の役割を明確に説け」:
http://www.nikkei.com/news/editorial/article/g=96958A96889DE2E4EAE3E5E3E5E2E2E7E2E7E0E2E3E28297EAE2E2E2;n=96948D819A938D96E38D8D8D8D8D

前原誠司の「直球勝負」(71)「日米同盟、今後の連携課題(2009.4.16 於ワシントンD.C. シーパワーダイアログ講演録」:
http://www.maehara21.com/blog/straight.php?itemid=1166

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基地問題を感情論で語ることなかれ(下) [米軍基地]

【2010年05月06日】-「沖縄の負担を軽減すべし」という言い方にも疑問を感じる。一口に沖縄と言っても地域によって違う。基地の近くに住む住民は騒音や事件に悩まされてきたが、離れていれば被害を受けていないはずだ。それなのに右派の人間も、「沖縄の負担」と雑なことを言う。

 他のテーマでもそうだが、本質を忘れて枝葉のことで言い合っているし、議論が雑だ。

 昨日首相が「県外移設は民主党の選挙公約ではなかった。自分の考えだった。」などと言い訳をしたので、マスコミはまた怒っている。だがメディアは去年の選挙期間中、県外移設の難しさをはっきり指摘したのだろうか。

 もし指摘していれば、首相が県外移設を主張し続けることはなかったろうし、沖縄県民は期待しなかったろう。政治家の発言を伝えるだけで、内容に批判を加えないメディアは無責任だ。テレビや新聞は首相を非難する前に、自らの言動を考え直すべきだ。

・ペンキと中国
 メディアが4月末から余りに鳩山を叩いたからか、誰かが首相の祖父の墓に黄色いペンキを塗った。全体に黄色く塗ったようだ。マスコミが騒ぎすぎたから、また事件が起きた。(珍しい墓で「鳩山一郎 妻~」と書いてある。)

 最近中国軍は沖縄近海に出没している。4月8日と21日には、中国軍のヘリコプターが公海上で自衛隊の護衛艦に接近した。10日には艦艇が沖縄近海を通過したあと、沖ノ鳥島を一周した。5月4日には奄美大島の近くで、中国船が海上保安庁の測量船に接近し、調査の中止を求めてきた。

 中国は日本を虎視眈々と狙っているのではないか。それなのに防衛の重要性を考えず反対ばかりしていては、中国の餌食になり兼ねない。

・資料
産経新聞「沖縄通過の中国艦艇、その後に沖ノ鳥島近海へ 」:
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100420/plc1004200131001-n1.htm

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タグ:米軍基地

基地問題を感情論で語ることなかれ(上) [米軍基地]

【2010年05月06日】-今日も米軍基地のことを書く。おととい鳩山首相は沖縄を訪れたが、その時住民はポスターに「基地はいらない」などと書いて抗議した。

 米軍基地について首相に幾ら要求しても、あまり変わらない。基地はアメリカ政府が運営しているのだから、アメリカにこそ要求すべきだ。

 住民は、日本政府が米側と交渉して基地を減らして欲しいのだろうが、首相にばかり猛烈な抗議をするのは筋違いだし効果が低い。

 誰でも騒音や被害をもたらす基地は歓迎しないが、役場が交付金をもらってその地域は潤っているのだから、「ともかく出て行け」と言うのは勝手だ。

 またテレビは、移転先候補の辺野古の海岸に行って「綺麗だ。この自然を壊すのはもったいない。」などと言う。確かにもったいないし、自然は破壊しない方がいい。だが軍隊は必要だし、政府間の約束だから実行しない訳には行かない。

・基地の必要性
 住民もメディアも事故や自然保護を理由に普天間基地の移設に反対するが、安保体制やアジア情勢は考えない。

 中国は台湾を狙っているから、沖縄に米軍基地を置く必要がある。九州やグアムでは遠くて、台湾有事の際間に合わない。

 メディアは反対運動はしつこく報じるが、安保条約の意義や基地の必要性は付け足し程度にしか言わない。核心には触れず、反対するばかりだ。全く空疎な報道ごっこだ。

 沖縄の住民が事情を考えずに猛烈な抗議をするのは、左翼だから政府を翻弄したいし、できれば革命を起こしたいからだろう。

 社民党も無責任で、まだ「県外移転」を求めている。元々安保条約に反対だから、日米関係を揺り動かそうとしているのではないか。

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米軍基地に対する抗議は政治運動 [米軍基地]

【2010年05月04日】-今日は鳩山首相が沖縄を訪問した。仲井間知事と会談し、住民との対話集会に臨んだ。

 多分県庁の前だが、住民が抗議をしていた。黄色い紙に赤い字で「基地はいらない」などと書いて、猛烈な勢いだった。

 これだけ見ると「沖縄の人は米軍基地に怒り狂っているのだ」と誰しも思う。だが4月22日付のエントリーに書いたように、沖縄県民の誰もが怒っている訳ではない。米軍基地は沖縄の面積の10%だから、関係のない人もいる。

・恩恵もある
 またメディアは、沖縄の受けてきた被害ばかり言う。戦時中は米軍の攻撃を受けて、死傷者が多数出た。戦後は土地を取られ、暴力を振るわれたと、被害を強調する。

 私は10年くらい前まで、沖縄の人は米軍に土地を占領されて、何も補償を受けていないと思っていた。だが実際には地代を受け取っている。地主は3万1千人いて、地代として800億円も得ているそうだ。地主は土地を返してもらっても、耕さないので困るそうだ。また基地のある市町村も、助成金をもらっている。

 だがテレビや新聞は補償金や交付金には殆ど言及しない。ちょっと触れても、幾らもらっているか全く言わない。被害は強調しても、恩恵には触れないのだ。全く片手落ちだ。

 左翼メディアと沖縄の左派は、政治闘争として反対運動を繰り広げているのだと思う。だからそういう連中の言うことを真に受けてはいけない。

・参考資料
http://sakura.canvas.ne.jp/spr/h-minami/note-okinawa.htm
http://ryukyulife.web.fc2.com/america.html

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日本人が今すべきことは、普天間問題の解決を望むこと [米軍基地]

【2010年05月02日】-鳩山首相はようやく普天間問題の解決に本気になってきたようだ。4月末から顔つきが違う。5月末までに移転先を決めると明言したから、何としても解決すると意気込んでいる。もっと早く本気になっていれば、これ程こじれずに済んだ。エンジンがかかるのが遅すぎる。

 徳之島の3町長は首相と面会することさえ拒否していたが、昨日2日には面会に同意した。結果がどうなろうと、話は進む。

 去年の衆院選で民主党は「普天間基地は県外に移転させる」と公約していたから「違反だ」と怒る人もいるが、元々実現できないことを約束していたとも言えるから、怒っても仕方がない。それより日本人は今、普天間の移転先が無事に見つかることを祈るべきだ。

 首相の案は現行案を修正したもののようだ。現行案のようにキャンプ・シュワブ沖に滑走路を建設する。それに加えて、訓練施設だけ徳之島に移す腹づもりのようだ。

 だが埋め立てでなく、杭(くい)を打って滑走路を建設した場合、杭を破壊すればすぐ使えなくなるから、米軍は以前から難色を示している。訓練施設を徳之島に移すことにも、米側は反対を表明している。

 そうなると結局、移転は現行案に落ち着くことになるだろう。5月末、鳩山首相はメディアや与野党から責任を問われ、どうするだろうか。

・参考資料
http://www.worldtimes.co.jp/syasetu/sh100428.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100429/plc1004290308006-n1.htm 
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100502/plc1005021253004-n1.htm

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沖縄県民はそれほど米軍基地を嫌っていないようだ [米軍基地]

【2010年04月22日】-ニュースが沖縄を取り上げるのは大抵米軍基地に関して何か起きた時なので、沖縄県民は毎日基地の被害に苦しんでいると、本土の人間は思いがちだ。

 だが決してそうではないようだ。10年くらい前、沖縄出身の女性歌手がラジオで「沖縄はのんびりしていて、とってもいい所です」などと話して、基地に全く言及しなかったので驚いた。

 沖縄は面積の半分以上を米軍基地に取られ、島民は毎日騒音を聞かされ、時々兵士の起こす事故や事件で苦しんでいると思っていたのに、苦労には全く触れず「のんびりしている」などと言うから意外に思った。

 メディアが沖縄を悲劇の島とばかり描くから、本土でニュースを見ているだけの者は、沖縄県民は誰もが基地で苦しんでいると思い込んでしまうのだろう。

 そもそも沖縄と一口に言っても、地域によって違うはずだ。基地の近くに住んでいれば被害を受けやすいが、離れていれば関係ない。

・基地の恩恵
 メディアは米軍基地の弊害ばかり取り上げるが、恩恵もあるようだ。基地内では当然アメリカ人が働いているが、日本人も事務員などとして雇われている。基地がなくなれば、そんな日本人は失業してしまう。

 それに、基地従業員の給料は沖縄の平均を大きく上回ると、安居院文男さんは4月17日 PJ ニュースに書いた。基地がなくなった場合、短期的にはそこで働く日本人は困る訳だ。

 また『からくり民主主義』という本には、反対運動が起きると地代が上がるので、米軍に土地を貸している地主は喜ぶと書いてある。アマゾンの書評では「現実はそれほどカンタンではない」と題するものが、もっと詳しく紹介している。

 こういうことを知ってしまうと、基地反対闘争は一種の芝居に見えてくる。あまり真剣に受け止めない方がいいのかも知れない。

 メディアが基地の弊害ばかり言うのは、左翼だから安保条約や米軍基地に反対したいことも一因だと思う。

安居院さんの記事: http://news.livedoor.com/article/detail/4723377/


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在日米軍は本当に日本を守ってくれるのか [米軍基地]

【2010年04月20日に掲載、25日に訂正】-政府もメディアも、普天間基地をどこに移すで揉めているが、本当はもっと大きな観点から米軍基地を考えなくてはならない。

 大きな観点とは、日本の国防をどうするかということだ。自衛隊だけで日本を守れるのなら、米軍は要らない。今の自衛隊では不充分なのなら、増強するか米軍に頼るかする必要がある。後者の場合は、米軍が本当に日本を守ってくれるのか検討しなくてはならない。

 自民党や産経新聞は、安保条約があるから日本が攻撃された場合は米軍が一緒に戦ってくれると思っている。保守論壇の論客も大多数がそう考えている。

 だが、伊藤貫氏は5年くらい前から「在日米軍は日本を守らないだろう。アメリカは世界戦略の一環として軍隊を日本に置いている。善意で駐留している訳ではない。」などと主張している。

 そんな見方は伊藤氏が論壇に登場する前からあったと思うが、右派の人達は無視してきた。現実は見ないようにして、「アメリカが守ってくれるのだ」と思い込もうとしていると思う。

・左派の狙いは敗戦革命
 一方左派は、「米軍には撤退してもらい、自衛隊は廃止すべきだ。全方位外交をすれば軍隊はなくてもいい。」などと言う。全方位外交は中国や北朝鮮と仲良くすることだろう。軍隊を廃止してそんな国と仲良くしたら、占領されてしまう。左派の目的は中国などに占領してもらって革命を起こすことだから、連中はそれでいいのだ。

 荒っぽい議論だが、日本の国防を真剣に考えている人が殆どいないことが分かる。

 そんな分野は国防だけではない。経済や教育についても根本から考える人が殆どいない。食糧自給率も低いが、農水省も対策を立てない。今の日本は辻褄合わせをして何とかやっているが、いつまでも持つとは思えない。

・資料
テレ朝『スパモニ』4月19日「『米軍基地いらない!』なぜ言わぬとスタジオ興奮」:
http://www.j-cast.com/tv/2010/04/19064772.html?p=all

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徳之島の抗議集会に参加したのは島民だけか [米軍基地]

【2010年04月20日】-普天間基地の移設候補地として鹿児島県の徳之島が挙がっているので、18日には1万5千人が集まって抗議集会を開いた。そのため移転は難しくなったと政府は言う。

 だが本当に1万5人も集まったのか。主催者がそう発表しただけで、他の組織が数えた訳ではない。主催者は大抵多めに発表する。

 それに、集会に集まった人が全員島民とは限らない。米軍基地に反対する島外の人達が参加したかも知れない。以前沖縄で開いた抗議集会には、本土から左翼が参加したと聞いた。

 徳之島は人口が2万7千人だから、6割もの人が参加したことになる。本当だろうか。在日米軍に反対している左翼も島外から参加して、人数が膨れ上がったのではないか。

 そのような左翼の策謀は産経新聞が取り上げることが多いが、今までのところ同紙は人数の水増しに触れていない。

・賛成派もいる
 また徳之島の人が全員、米軍基地に反対している訳ではない。冒頭に掲げた産経の18日付の記事によると、天城町議会の議長だった前田英忠氏(62歳)などは賛成だ。

 日本テレビ系列の『ミヤネ屋』では昨日島民数人にインタビューしていたが、賛否を明らかにした人は一人もいなくて「振興策によって決める」などと答えていた。全島民が反対している訳ではないのだ。

 だから抗議集会を島民の意志と受け止めて、徳之島に基地を移転できないと考えるのは早計だ。メディアの報道の仕方も一面的すぎる。鳩山首相や北澤防衛相も冷静に対処して欲しい。

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普天間移転がこじれたのは寺島実郎のせいか [米軍基地]

【2010年04月14日】-いつものように今日、産経新聞の阿比留記者のブログを読んでいたら、驚いた。寺島実郎氏が鳩山首相の外交アドバイザーで、首相は「対中関係を強化すれば対米関係もよくなるだろう」と考えていると書いていたからだ。

 どうして中国と仲良くしたら、自然にアメリカともうまく行くのか。こじつけのような考えだ。寺島氏は反米親中の左翼だから、これでは日米関係がギクシャクするのは無理もない。

 寺島氏は『情報ステーション』に月に1回くらいゲストとして出演するが、鳩山のアドバイザーと断ってからコメントしているのだろうか。そうでなかったら問題だ。アドバイザーなら政権に批判的なことはまず言わないはずだ。

 いつものように阿比留さんはいいことを教えてくれたと感心したが、大手メディアは肝心なことを言わないと痛感した。阿比留さんも新聞記者なのだが、紙面には大事なことがはっきり出ないようだ。

・リンク
阿比留ブログ: http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/1543419/

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米兵の子供に逮捕状が出て、米軍放送に変化 [米軍基地]

【2009年12月17日】-8月13日に東京都武蔵村山市で、道にロープを張ってバイクを倒した事件には驚いた。悪ふざけが過ぎているからだ。容疑者が特定されたら、また驚いた。近くの米軍横田基地に住む米兵の子供が犯人だったからだ。

 前も書いたが、毎晩米軍放送の AFN (以前のFEN)を聞いている。警察が11月25日に逮捕状を取ってから、そのラジオ放送に変化があったので、書いておく。関東地方で流れている 800キロ・ヘルツの放送は横田基地で作っているようだ。

 この局では正時からいつも AP などのニュースを3分ほど放送する。(短いのに項目が多い。)深夜の12時や1時からもニュースを放送する。

 だが、逮捕状の出た11月25日から二晩ほど、深夜のニュースはなかった。その次の晩もなかったが「基地で働く兵士は勿論のこと、その子供も日本の法律を守らなくてはなりません」などという告知が、男の沈痛で流れた。

 横田基地の上層部は数日、すったもんだの大騒ぎだったろう。「子供を差し出せ」と言われたのだから。それがラジオにも出たのだと思う。米軍は引き渡しを10日も拒んでいたが、12月5日には応じた。

 往生際が悪かった。もっと素早く出頭すべきだった。被害者は頭の骨を折る重傷を負ったのだから、自首してもいいくらいだった。

 子供が悪いことをするのは、親が悪いか躾けをちゃんとしていないかだろう。日刊ゲンダイには、「イラク戦争で米兵が死んだために、米軍はタチの悪い人間も採用するようになった」と書いてあった。政府がイラク戦争など支持したから、被害を受けるのも仕方がないとも言える。

・資料
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20091125k0000e040056000c.html
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20091205k0000e040049000c.html
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20091206k0000m040108000c.html

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米軍不祥事の対策は、日本もアメリカも的外れ [米軍基地]

【ツカサネット新聞3月2日】-2月7日、沖縄でまた痛ましい事件が起きた。米軍海兵隊員のタイロン・ハドナット容疑者(38歳)が、中学3年の女子生徒を暴行した事件だ。

  このニュースを聞いた時、私は「またこんなことが起きたのか。米軍はいつになったら、行いを正せるのか。」と嘆かわしい気持ちになった。

  だがそのあと報道を聞いていると、中学生は米兵と繁華街で知り合い、バイクで米兵のアパートに行き、それから車で外出して、車内で暴行されたという。そうなら、道を歩いている時に突然襲われたのとは違う。アメリカで言うところの「デート・レイプ」(デートの時に恋人にされるレイプ)に似ている。

  自宅に送ってもらえると思ってバイクに同乗し、アパートにあがり込んだ中学生にも、責任がある。男でも、知り合ったばかりの外国人のバイクには乗らないし、自宅にはあがらない。中学生は迂闊だった。米軍基地の周りには、米兵と付き合いたい女の子が集まるらしい。この中学生も、そんな女の子だったのか。

 それなのに沖縄県民は最大限の怒りを表していて、県議会や市議会は抗議決議を可決した。日本政府やマスコミも、被害者の軽率な行動は考慮せず、普通の強姦事件として扱っている。  対策も的外れだ。沖縄の小中学校では、集団登下校を検討している。学校の行き帰りに襲われた訳ではない。今回の事件に即して言えば、米兵に付いて行かないよう子供に教えるべきだ。生徒の教育が一番大切だ。

  報道が加害者ばかり責めて、被害者の責任を言わないと、油断する人が多くなって、犯罪が増えるのではないか。被害者はかわいそうだから、批判しにくいが、これではいけない。

  また日本政府は、防犯カメラの設置や米軍と日本警察の共同パトロールを検討しているが、これも的外れだ。今回の事件とは直接関係のない対策だ。女が男の家に入ってしまったら、カメラもパトロールも役立たない。防犯カメラなどは突然の襲撃は防げるから、無意味ではないが、米兵と友達になった少女を助けることはできない。

  たとえ何年も付き合った恋人同士でも、無理やり肉体関係を迫ってはいけないが、この事件にまつわる対策はズレている。これでは同種の事件が、また起きてしまうかも知れない。

  沖縄県民は元々米軍に出て行ってもらいたいから、米軍の不正に敏感だが、日本政府はもっと冷静に対処すべきだ。沖縄の人達は米兵の犯罪を、基地反対運動を盛り上げるために、利用している面もあるだろう。反対すればするほど地代が上がるから、本当に返還してほしい訳ではない、という説もある。また、米軍が日本から撤退してしまったら、極東の安全はどうやって守るのかという観点も必要だ。中国や北朝鮮の脅威に備えるには、今の自衛隊だけでは不充分だろう。

 ところで、今回の事件の容疑者は、抱きついたことは認めているが、暴行容疑は否認しているそうだ。もし中学生が被害を大袈裟に言っていたとしたら、沖縄県民は誤解して怒ったことになる。早期の対策も必要だが、真相が明らかになってから、落ち着いて考えないと、本当の対策は取れない。

 米軍は綱紀粛正を謳っているが、不十分だと思う。このあとも、沖縄の米兵は罪を犯し続けたからだ。17日には、飲酒運転をして捕まった。18日には、酒に酔って民家に勝手に上がり込み、ソファーで寝ていて、逮捕された。19日には偽札を使ったことが発覚し、20日にはフィリピン人を強姦していたことが分かった。  

  罪を犯す米兵はごく一部だが、反省していない者もいるのだ。兵士を教育するだけでは、駄目だ。元々柄が悪い人間は、いくら教育しても治らないだろう。罪を犯しそうな兵士は、訓練をまじめにやらないだろうから、分かるはずだ。そんな兵士はアメリカに帰国させるべきだ。外国人の女だから、見下して襲うのかも知れない。また、入隊の基準を厳しくするのも一案だ。アメリカ政府の果断なる処置を望む。

 ツカサネット新聞のサイトで読むのなら、 http://www.222.co.jp/netnews/article.aspx?asn=11889 で。


タグ:米軍 沖縄
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