嘘泣きする北朝鮮の民衆に同情する [中国と朝鮮]
【2011年12月24日】-アメリカは北朝鮮の独裁が終わるように手を差しのべるどころか、反政府活動を援助しているかも知れない。CIAなどはアメリカに敵対する国にスパイを送り込んで、革命やクーデターを起こさせることがある。北朝鮮に対しても行ってきただろうが、成功していないのだろう。
金正日が死去してから北朝鮮の一般人が泣いているのを見て、「洗脳されているから、本当に悲しいのか」と思っていた。だが、泣かないと強制収容所に連行されるので、仕方なく泣いている人が大半らしい。
そう思ってテレビの映像を見ると、顔を歪めていても涙は流していない人ばかりだ。嘘泣きだ。泣くことまで強制する国家体制は残酷だ。
・軍人は笑み
金正日の遺体に弔問した軍の幹部も、あまり悲しそうではない。今日24日に見た映像では、うっすらと笑みを浮かべていた。目の上のたんこぶが消えたから、喜んでいるのかも知れない。
だが22日頃見た映像で金正恩は、本当に辛そうにしていた。父は他界したし、自分が体制を維持しなくてはならないから、本当に辛いはずだ。だがこの辛さに同情することはない。これから悪いことをするのだから。
金正恩が中国にでも亡命してくれたら北朝鮮の独裁は終わるが、それはなだろう。
中国は北朝鮮に食料支援などをしているが、それも重荷だろうからまともな国になることを望んでいるだろうと、漠然と思っていた。
だがそうではないようだ。労働党が独裁をやめて、韓国と合併したら(吸収されたら)、アメリカの同盟国が隣に生まれることになるので、嬉しくないそうだ。韓国もアメリカと安保条約を結んでいる。
日本の近くには時限爆弾があるようなものだ。南北朝鮮の人達の方が大変だが、日本も大きな影響を被る。
意地を張ったり利権にしがみついている余裕はないが、メディアも役所も東電も真剣になっていない。(敬称略)
・参考資料
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20111220-OYT1T00718.htm
http://www.japantoday.com/category/commentary/view/for-u-s-and-allies-a-risky-path-on-north-korea
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