問題表現2 [*国語]
前回、言葉遣いのエントリーを載せましたが、ほかにも問題表現はあります。詳しく書く時間がないので、項目だけ載せることにしました。括弧の中は悪い例で、矢印の後は本来の言い方です。
・小売店の他の言葉
「中」(「承り中」「商い中」「故障中」)
「させて頂く」(→「致します」)
「~して頂ける」を乱用しない
「~でよろしかったでしょうか」(→「~でよろしいですか」)
「こんにちは、いらっしゃいませ」
「お電話、ありがとうございます」
・若者の言葉
「とか」
「うちら」(→「私たち」)
「これって」「あれって」(→「これは」「あれは」)
「何気に」(→「何気なく」か「かなり」)
「超」(→「とても」)
「まじ」(→「まじめに」か「本当に」)
「すごい」(「すごい早い」→「すごく早い」)
「微妙に」(→「ちょっと」か「少し」)
「系」(「ビジュアル系のバンド」→「ファッション重視のバンド」)
「くらい」(「5時くらい」→「5時ごろ」)
「一緒」(→「同じ」)
「感動」(→「感激」)
「あり得ない」(→「信じられない」)
「っぽい」(「行くっぽい」→「行くみたいだ」 「水っぽい」などはいい)
「~するみたいな。」(→「~する」)
「~してもらって、いいですか」(→「していただけますか」)
・書き言葉
「へ」(「首相 訪米へ」→「首相 訪米」)
「への」(「国会審議への影響なし」→「国会審議に影響なし」)
「ての」(「考えてのこと」→「考えた結果」)
「なしで」
「すべての」(「すべての問題」→「あらゆる問題」)
「より」(「よりよい」→「もっとよい」)
「よる」(「首相による記者会見」→「首相の記者会見」)
「よる・への」(「アメリカによるイラクへの攻撃」→「アメリカのイラク攻撃」)
「試み」
「思い」(→「考え」「気持ち」)
「~への思い」(→「~に対する気持ち」)
「人々」(→「人達」)
「男性」「女性」(→「男」や「男の人」)
「背景」(→「要因」か「素地」)
「加速」(「改革を加速させる」→「改革を進める」)
受け身を乱用しない
「行う」を乱用しない
「~として」(→「~と考えて」)
「する」(→「話す」)
「するなどする」
「癒す」(→「くつろぐ」か「楽しむ」)
「呼ぶ」「呼ばれる」(→「~という」)
「こだわる」(→「追求する」や「厳選する」)
「立ち上がる」(→「パソコンが起動する」)
「立ち上げる」(→「サイトを開設する」や「会社を作る」)
「そんな事実はない」(→「それは事実ではない」)
「リスクを取る」(→「リスクを負う」)
「の上」(「住所を明記の上」→「住所を明記した上で」)
「づける」(「位置づける」や「特徴づける」 「勇気づける」「元気づける」はよい)
「~を父に持つ」(→「父が~をしている子供」
「化」(「国際化」や「情報化」 「スリム化」→「削減」 「明確化する」→「明確にする」 「強化」や「鈍化」はよい)
「視」(「疑問視」「タブー視」 「度外視」や「白眼視」はよい)
「コンピュータ」(→「コンピューター」 長音符を略さない)
・和製英語
「ライブ」(→「コンサート」か「公演」)
「ラスト・オフ」(→「ラスト・バーゲン」)
「オンエア」(→「放送」)
「プレオープン」
「ニュー・オープン」(→「オープン」か「開店」)
「グランド・オープン」(→「グランド・オープニング」)
「リニューアル・オープン」(→「新装開店」)
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