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左翼報道は一部 [左翼シリーズ]

【2009年07月14日】-左翼報道を散々批判してきたが、日本の報道がすべて偏っている訳ではない。火事や交通事故のニュースは偏向していないはずだ。だが殺人事件は扱いが大きすぎて、いらぬ不安を与える。起きたことは詳しく伝えるが、分析や対策は不充分だ。

 憲法や靖国神社については、事実と正反対のことを言う。特定のテーマについてだけ左傾している。

 マスコミの人は悪人ばかりかというと、そうではない。元々は善人だが、異常な思想を抱いているうちに、悪くなってしまうのだと思う。

 大学の法学部や経済学部では左翼教育を施しているので、それも原因だ。入社する前から偏った報道ばかりに接しているから、それが報道だと思い込みやすい。入社してからは、上司や先輩に左翼報道をするよう求められるから、体に染み着いてしまう。

 マスコミは左翼報道を信じる者を善人、信じない者を悪人のように言うので、若い人は左翼報道をリベラルで中立的と思いがちだ。

 左翼の活動家の中には本当に日本が嫌いで日本人を憎んでいる者もいるようだが、報道機関に強烈な左翼はあまりいないと思う。大半の記者は先輩や周囲に付き合っている程度だろう。ただし幹部が伝統的に左翼だから、出世するのも左翼ばかりで、左翼報道が続いてしまう。10年くらい前に比べると、急減した。報道機関をあまり嫌わないで頂きたい。

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