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アキバ事件初公判(4)~話し相手は携帯掲示板だけか [*事件や事故]

【2010年01月31日】-検察側の冒頭陳述によると、加藤君は事件の2年くらい前から友達付き合いはしていなかったようだ。何か言いたいことがあると携帯電話の掲示板に書いていたというから、家族ともあまり口を利かなかったのだろう。

 携帯掲示板が「不満の唯一のはけ口」だったのだから、歪んだ生活だ。どうして職場の同僚や上司と話さなかったのか。気が合う人がいなかったのか。

 一方、弁護側は冒頭陳述で、高校を出てからの交友関係を次のように説明した。

 「高校の友達とは、就職して青森を離れた後も付き合っていた。」「高校の友達ともメールでやりとりして、一人暮らしの友人の家に遊びに行ったこともある。」「同僚と居酒屋やカラオケに行き、東京に遊びに来たこともあった。趣味は運転で、同僚を誘ってドライブしたりカート場でレースをしたりした。」

 「数年前から携帯電話の掲示板サイトを利用し始めた。最初は人の書き込みを見ていたが、段々自分でも書くようになった。書き込みは増えて、1日に何度も書くようになった」「掲示板を通して知り合った人と会ったこともある。青森から福岡まで、車に乗って訪ねた。」

 加藤君は短大を出てから2年くらいの間は友達付き合いをしていたが、事件を起こす2年くらい前からは人とあまり話しをしなくなっていたのだろう。話し相手が携帯掲示板だけなのはよくない。精神が不安定になっても仕方がない。

・弁護側の冒頭陳述
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/100128/trl1001281340017-n1.htm

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