SSブログ

國母和宏の態度は氷山の一角。教育を見直せ。 [教育]

【2010年02月15日】-スポーツには関心がないし、オリンピックもあまり見ないが、スノーボードの國母和宏選手をめぐって騒動が起きているので、一言書いておきたい。

 確かに國母選手の服装や態度はひどい。バンクーバーに到着した時、サン・グラスをかけ、シャツの裾を出し、ガムをかんでいた。記者会見でも、はっきり答えず無愛想だった。

 ひどい態度には違いないが、私は特に驚かない。こんな若者は日本にたくさんいるからだ。オリンピックに出るほどの運動選手には少ないが、今の日本の若者として珍しくないからだ。

 数十年前から家庭や学校ではしつけをする機会が減り、服装や態度の悪い若者は日本中に何十万人もいるだろう。國母のような大学生は氷山の一角に過ぎない。

 だが、同じような若者には一切触れず、國母ばかり責めるのは片手落ちだ。「家庭や学校のしつけを見直そう」と言う人がいてもいいが、そんな意見は全く聞かない。

 日本は国家制度が壊れている。オリンピック選手が失態を演じても、原因を考えない。高校生がだらしない格好をしても、学校は注意しない。放置自転車が道をふさいでも、メディアは取り上げない。

 原因を考えもしないで、テレビに映ったことに怒っているだけだから、またこんな若者がオリンピックに出場して物議を醸すだろう。日本人はいつになったら社会全体を考えて、国をよくする気になるのだろうか。

ブログランキング・にほんブログ村へ

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 1

コメント 0

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。