SSブログ

沖縄県民はそれほど米軍基地を嫌っていないようだ [米軍基地]

【2010年04月22日】-ニュースが沖縄を取り上げるのは大抵米軍基地に関して何か起きた時なので、沖縄県民は毎日基地の被害に苦しんでいると、本土の人間は思いがちだ。

 だが決してそうではないようだ。10年くらい前、沖縄出身の女性歌手がラジオで「沖縄はのんびりしていて、とってもいい所です」などと話して、基地に全く言及しなかったので驚いた。

 沖縄は面積の半分以上を米軍基地に取られ、島民は毎日騒音を聞かされ、時々兵士の起こす事故や事件で苦しんでいると思っていたのに、苦労には全く触れず「のんびりしている」などと言うから意外に思った。

 メディアが沖縄を悲劇の島とばかり描くから、本土でニュースを見ているだけの者は、沖縄県民は誰もが基地で苦しんでいると思い込んでしまうのだろう。

 そもそも沖縄と一口に言っても、地域によって違うはずだ。基地の近くに住んでいれば被害を受けやすいが、離れていれば関係ない。

・基地の恩恵
 メディアは米軍基地の弊害ばかり取り上げるが、恩恵もあるようだ。基地内では当然アメリカ人が働いているが、日本人も事務員などとして雇われている。基地がなくなれば、そんな日本人は失業してしまう。

 それに、基地従業員の給料は沖縄の平均を大きく上回ると、安居院文男さんは4月17日 PJ ニュースに書いた。基地がなくなった場合、短期的にはそこで働く日本人は困る訳だ。

 また『からくり民主主義』という本には、反対運動が起きると地代が上がるので、米軍に土地を貸している地主は喜ぶと書いてある。アマゾンの書評では「現実はそれほどカンタンではない」と題するものが、もっと詳しく紹介している。

 こういうことを知ってしまうと、基地反対闘争は一種の芝居に見えてくる。あまり真剣に受け止めない方がいいのかも知れない。

 メディアが基地の弊害ばかり言うのは、左翼だから安保条約や米軍基地に反対したいことも一因だと思う。

安居院さんの記事: http://news.livedoor.com/article/detail/4723377/


                          ブログランキング・にほんブログ村へ


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 2

コメント 0

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。