大震災もカルマのせいか [東日本大震災とその影響]
【2011年03月23日】-このようなことを書くと非難を受けるかも知れないが、このブログでは今まで何度もスピリチュアリズムを取り上げてきたので、思い切って書くことにする。
スピリチュアリズムでは、前世や今生でカルマ(業)を作ってしまったから辛い出来事が起こると考える。そうなら今回被災した人達も前世や今生で悪いことをしたから、そんな目に遭ったということになる。
だが津波で破壊された家を見て、「これは仕方のない報いだ」とはとても思えない。被災した人達に同情し、自然の破壊力に圧倒されるばかりだ。
今回亡くなった人達や避難している人達が、特に悪い人間だったとは限らない。人間は何百回も生まれ変わるから、その間に誰でも殺人や強盗をすると思う。
江原サポーターズ・クラブの日記を引用しては行けないのだが、江原さんも18日ごろ、そのような趣旨のことを書いていた。
また「『亡くなった人がかわいそう』と思う人は霊的真理を理解していない。死んだら霊界に行くだけから、不幸ではない。」とも書いていた。だが、津波に巻き込まれて絶命した霊は、死後しばらく溺れる恐怖の中にいるだろうから、それは不幸だ。
・知り合い
亡くなったり避難生活で苦労している人は余りに気の毒で、その人達に関して「カルマを清算したのだ」と言う気には決してなれない。
だが知り合いが宮城などに住んでいて、地震の後安否を気遣っただけの人には、「勝手なことをしてきたから、今回苦しんだのではないか」と言えないこともない。
実際にそのような例を最近見た。以前から時々見るブログで、極端で独り善がりなことを書いている人がいる。その人は最近、「自分は宮城の出身で、親戚や知り合いが多数被災した」と書いていた。これを読んで、「はやりカルマの法則は本当なのか」と思った。
その人は今回いつもほど独善的ではないが、「メディアは放射線量を言わない方がいい。不安を呼ぶから。」などと、また極端なことを書いていた。放射線量を発表しなければ疑心暗鬼を生じてしまう。苦しんでも完全には直らないのだ。また報いを受けるだろう。
コメント 0