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原発を安定させるために、決死隊を派遣すべし [東日本大震災とその影響]

【2011年05月03日】-福島第1原発は放射能をまだ出しているが、割と落ち着いているので、安心している人が多いように思う。だが、まだ安心できない。冷却装置でなく、水をかけて冷やしているだけだからだ。水をかけたり注水したりして冷やすのは応急措置で、原発は本来電気で冷却装置を動かし、冷やすものらしい。

 先週から1号機の格納容器に水を入れて「水棺」にしているが、格納容器は水を入れるように作っていないから、破損して放射能が漏れるかも知れないという。

 冷却装置を付けなくてはならないが、放射線が強くて人間が近づけない。そのため東京電力は放射線を下げるために、今日から空気浄化装置を取り付けている。いつまでもこの状態を続けている訳にはいかないからだ。冷却装置で冷やせないと、最悪の場合は原子炉が爆発するのだと思う。

 浄化装置を取り付けても放射線が下がらなかったら、数十人が死を覚悟して冷却装置を設置するしかないと思う。原子炉が爆発して数百人が被爆し、数百万人が避難することになったら大変だ。被害を最小限にとどめるために、数十人が犠牲になるのはやむを得ない。小沢一郎も4月28日、「決死隊を送れ」と言った。

 政治家が動く前に、原発作業員だった人達が決死隊を募っている。呼びかけたのは、住友金属に勤めていた山田恭暉(やすてる)(72歳)さんで、3月中旬に「福島原発暴発阻止行動プロジェクト」を発足させた。志願した人が既に40人もいる。

 原発危機はまだ全く去っていない。だがメディアの扱いは小さくなったし、放射能漏れも少なくなったので、福島以外の人はもう暢気になっている。それではいけない。

・参考資料
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20110430-768983.html

http://park10.wakwak.com/~bouhatsusoshi/
http://www.j-cast.com/2011/04/25094120.html?p=all
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20110429-OHT1T00022.htm

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