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佐賀県の古川知事の父親は九州電力に勤めていた [東日本大震災とその影響]

【2011年08月02日】-佐賀県の古川知事は昨日から、玄海原発の説明会に「やらせメール」を送るよう勧めたと非難されているが、日刊ゲンダイの7月11日付の記事に「父親は九電に勤めていて、知事もかつて社宅に住んでいた」とあったので驚いた。

 知事は九電の幹部から4年間で42万円の個人献金を受けてきたともある。額は少ないが、以前から縁が深い訳だ。公平な立場で原発再開を判断する訳はない。

 九電と以前から繋がりがあることは大事なことだが、これを報じたメディアは少なく、今日グーグル・ニュースで検索した限りでは西日本新聞が昨日付で書いただけだ。ゲンダイには3週間も前に出たのだから、大手メディアの記者は知っているはずだ。

 西日本新聞の記事には、「古川知事はこれまで3回の選挙で九電佐賀支社の支援を受けてきた」とも書いてある。大手メディアはこれも知っているのに隠しているのだろう。

・玄海町長も
 ゲンダイの記事には、「玄海町の岸本秀雄町長はゼネコンの幹部で九電の工事を17億円も受注してきた」ともある。びっくりだ。これでは中立的な判断は期待できない。町長の弟が建設会社を経営していることは朝日や読売も書いたが、テレビは扱っていないようだ。

 電力業界と政治家の癒着も恐ろしいが、メディアの表層報道も問題だ。どっちもどっちだから、メディアに政治家を強く批判する資格はない。
 

・参考資料
http://gendai.net/articles/view/syakai/131463
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/256253
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/252790

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