東海テレビ事件はきっと氷山の一角 [*マスコミ]
【2011年08月06日】-東海テレビが画面に「怪しいお米セシウムさん」「汚染されたお米セシウムさん」などと書いた件には心底驚いた。放射能汚染は今日本が抱えている最大の問題だし、冗談にはできない類のことだ。それをこのように茶化すのだから信じられない。
匿名希望の人の名をこう書いたのではなく、リハーサル用の仮テロップが手違いで出たと聞いたら、更に呆れた。きっと東海テレビは裏でこんな悪ふざけをしょっちゅうしているのだ。悪ふざけが余りに多いので、今回とうとう表に出て来てしまったのだろう。
同局は報道各社に送ったファックスなどに、「CG制作会社の担当者は認識が低かったし、番組プロデューサーやディレクターのチェック管理体制が甘かった」などと書いたが、悪ふざけは常態になっていたろうから見苦しい言い訳だ。
プロデューサーなどははっきり知っていて黙認していたろうし、自分も以前この類のことをしていたかも知れない。東海テレビ全体がこのような体質だったのだと思う。
そう考えたら怒りが湧いてきたが、納得もした。それくらい世の中をなめていなければ、馬鹿げた番組は作れないだろう。『ぴーかんテレビ』は見たことがないが、ワイド・ショーのようだから下らないことを平然と放送していたと思う。テレビは業績が悪いので労働者は心がすさみ、悪ふざけに拍車がかかっていたのかも知れない。
東海テレビはフジ系列だ。フジテレビもきっと、内部ではこんな不謹慎な発言を繰り返しているのだろう。同局は最近「韓流ドラマが多い」と批判されている。馬鹿騒ぎをしてきた報いだろう。
・参考資料
http://www.j-cast.com/2011/08/04103558.html
http://www.j-cast.com/2011/08/04103625.html?p=all
http://www.j-cast.com/2011/08/06103774.html
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