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テレビが謝罪の場面を映すのは叩きたいから [*マスコミ]

【2012年03月06日】-テレビ・ニュースはよく、不祥事を起こした組織の幹部が頭を下げる場面を映す。多少違和感は感じていたが、問題を起こしたのだからいいと思っていた。

 だが先週の土曜日TBSテレビ系列の『情報セブン・デイズ・ニュースキャスター』を見ていたら、謝罪の場面も組織を攻撃するための策略だと気づいた。

 大阪市立中央高校の体育教師が(53歳)が校内で78回も調理や飲酒をしたと伝えてから、同市の教育委員長などが頭を下げる場面を映したのだ。委員長らは思い詰めた表情で、直立不動の姿勢から深々と頭を下げた。記者は意地悪な質問をして、追い詰めたに違いない。

 悪い教師を批判するのは当然だし、教委には監督責任があるが、委員が頭を下げるところをテレビに映して恥をかかせる必要はない。教委を叩こうという悪意は明白だ。

 また校内で酒を飲んではいけないが、調理はいいはずだ。それなのに両者をごちゃ混ぜにして、78回という数字を出して攻撃を強めた。

 飲酒くらい、かわいいものだ。授業をちゃんとしない教師や女子生徒に近づく教師などがいるはずだ。そのような問題教師を自ら取り上げず、教委が半年の停職処分を発表したら偉そうに批判するのだから、無責任でタチが悪い。子供のことなど、どうでもいいのだろう。

・医師も叩く
 TBSテレビは昨日5日の『JNNニュース』(午前11時半放送)でも、不祥事を起こした者が属する組織を攻撃した。

 埼玉医科大学の国際医療センターの医師(48歳)が覚醒剤で逮捕されたというニュースで、同大のウェブ・サイトを長々と映し、広報部員が謝罪する言葉を放送した。

 大学内で不正をしたのなら責任が大きいが、私生活で罪を犯したのだから大学にあまり責任はない。サイトを映したり謝らせたりする必要はない。大学を攻撃したのだ。

 左翼が学校や病院を攻撃するのは、日本を衰退させるためだと思う。不正を追及されて謝らされれば、組織に属する者は傷つき、自信を失う。組織は活力を失い、日本全体も衰えていく。左翼はそれを狙っているはずだ。

・リアルライブも教師叩き
 内外タイムズと称していた夕刊新聞は廃刊になって、リアル・ライブと名を変えてニュース・サイトになっている。これも3月2日付の記事で大阪市立高校の飲酒を取り上げたが、好きなようにけなしてから罵倒した。

「この教師は世の常識が、全く分かっていないようだ。そもそも、教師としての資質に問題があったとしかいいようがない。」

 飲酒をしていたからといって、教師として駄目だったとは限らない。また「いいようがない」という言い方が、しつこくで嫌らしい。この表現は必要ない。言いがかりをつけてでも叩いてやろうとしたのだろう。

 このように罵倒したのは商売のためだろうが、罪を犯した人間を叩いて面白がっている面もあるはずだ。自分こそ常識も良識もないのに、偉そうに威張り散らす。悪質だ。子供のいじめにそっくりだ。

・リンク
http://npn.co.jp/article/detail/46802790/

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