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19世紀の言語学者はなぜリトアニア語に興奮したのか [他の言語]

【2012年11月01日】-前回のエントリーを書いてから調べていたら、チェコ語とセルボ・クロアチア語には7格も残っていて、名詞は男性、女性、中性に分かれることが分かった。

 これを知ると、19世紀の言語学者がどうしてリトアニア語に大きな関心を寄せていたのか理解できなくなる。当時の学者は「リトアニア語には7格も残っていて、印欧祖語やサンスクリット語より1格少ないだけだ」と興奮していた。

 リトアニア語では男性名詞と中性名詞が融合して、文法的な性別は男女二つになっている。だから文法範疇の点では、3性のチェコ語などの方が古い。

 私の勉強が足りないから、リトアニア語の古さが分からないのだろうか。

 ルーマニア語を除くロマンス語でも男性名詞と中性名詞が融合して、男女2性になっている。男性と中性は格変化が似ていた。

・参考資料
http://en.wikipedia.org/wiki/Czech_declension
http://en.wikipedia.org/wiki/Lithuanian_grammar

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