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福田内閣の体たらくは、自民党と国民の責任だ [政局]

 【ツカサネット新聞 2008年05月28日】-福田康夫首相は去年の9月26日に就任し、ちょうど8ヶ月が過ぎたが、とんでもない政権だ。いわゆる「ねじれ国会」だから、うまく政策を実行できないのは仕方がないが、ここまで何もできない内閣は珍しい。支持率は落ちる一方で、最近の世論調査では20パーセントくらいだ。

 日銀の総裁選びではモタモタし、原油高により物価が上がっても何もしない。拉致問題は全く進展させていないし、ギョーザやチベットに関しても、中国にはっきり抗議しなかった。

 いいことはしないのに、悪いことはする。小学生に英語を教えることにしたり、消費税の増税を考えたり、サマー・タイムを始めようとしたりしている。後期高齢者医療制度は小泉政権で決めたことだが、これもひどい。

 福田首相は中国に友好的で、拉致問題にも冷淡だったから、自民党にいるが、元々左翼がかった政治家だ。

 こんな駄目な男が総理大臣になってしまったのは、去年の自民党総裁選挙で、麻生派以外の全派閥が政策を度外視して、福田氏を支持したからだろう。政見をろくに聞かないで総裁を選んでしまえば、その者がしっかり政治を行わないのは当然なくらいだ。

 だから、今の政治状況は自民党に責任がある。特に福田首相を支持した派閥に責任がある。決して総理一人のせいではない。私は去年、「このように総裁を選んだら、政治が混迷するのではないか」と心配したが、実際にそうなってしまって、悲しい。

 聞くところによると、自民党の幹部は福田首相を辞めさせ、人気のある議員を総理にし、解散総選挙を行いたいそうだ。だが7月にサミットを日本で行うので、その直前に開催国の総理が替わるのは具合が悪い。だから我慢しているらしい。サミットが終わったら福田首相を辞任させ、また総裁選挙をして衆院選挙に臨むつもりのようだ。

 そうやって別の者が総理になっても、物価高が続き、後期高齢者医療制度の見直しが進んでいなければ、与党は議席を減らすと思う。そうすれば、首相は責任を取って辞任するだろうから、また首相が替わることになる。

 この国はどうなっているのか。自民党は何を考えているのか。こんな政党を長く政権に就けてきた日本人も、どうかしている。

 まともな野党があれば政権を任せられるが、民主党は左翼が主流を占めているし、小沢代表の見識にも問題があるので、政権を預ける訳にはいかない。

 国民の3割くらいが、まだ社会主義や共産主義がいいと思っているから、まともな野党が育たないのだろう。本当の敵は、左翼なのだと思う。左翼に早く夢から覚めてもらわないと、日本の混迷は続いてしまう。


 題が意味不明になって、末尾が勝手に消されましたが、ツカサネット新聞のサイトで読むのなら、http://www.222.co.jp/netnews/article.aspx?asn=17482 で。


タグ:自民党
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